ロングスケートボードの選び方。初心者向け完全ガイド 2020

ロングスケートボード、いわゆるロンスケの種類と選び方、ブランドと必要なパーツ。そして定番からおススメまで、デッキ、トラック、ウイールなどについて細かく説明しています。また、実際の購入方法についても書いておきます。

まず、私自身がついこの数年前まで初心者でした。その時に感じたのは、インターネットで得られる日本語の情報が極端に少ないという事。いろいろ検索しましたが大した情報は得られず、結局は自分自身で詳しくなるしかないという結論に達しましたので、当時調べた情報をまとめておきます。

ロングスケートボードの分類

同じスケボーでも、普通のスケボーとロングスケートボードでは住む世界が違います。構成している部品についても互換性はほとんどありません。普通のスケボーショップに行ってもロングスケートボードの部品や情報は手に入りませんので、まったくの別物と考えるべきです。乗っている人の人種も違いますし、滑っている場所も異なります。

ロングスケートボードというのは、その名の通り「長いスケートボード」です。以前はサーフィンやスノーボードのオフトレ用として用いられることが多かった様ですが、最近の主流は間違いなくフリースタイル~ダンシング系です。

以下にロングボードで想定されるスタイルを列記しますが、これは目安的なものでかなり曖昧なものと考えてください。何故ならダンシングはフリースタイルに含まれますし、クルージングでもステップを踏んだりトリックを決めたりするからです。

フリースタイル
フラットな場所でトリックを決めたりステップを踏んだりします。ダンシングもこれに含まれますが、フリップ(デッキを跳ね上げたりする)系のトリック(技)が多くなるとフリースタイル寄りと考えられます。サンプル

ダンシング
フラットな場所でクロスステップなどのステップを踏むイメージです。フリースタイルに含まれますが、どちらかというとステップ系の技が多くなるイメージです。サンプル

クルージング
ボードウォークなどフラットなロードを移動する感じのイメージです。ピンテールモデルなどはクルージング用と考えても良いでしょう。サンプル

フリーライド
坂を下るスタイルです。カービングやスライド、ダウンヒルなどがこれに含まれます。サンプル

まずは自分が志向しているのがフリースタイル寄りなのかダンス寄りなのか、はたまたクルージングなのかダウンヒルなのかを見極めましょう。これによって選ぶべきデッキが変わってきます。

私の場合には家の前にボードウォークがあったため、クルージングボードが欲しくてイカロスを購入しました。その後、ステップも踏んでみたくなって少しづつ長いデッキに移行したりしました。

当時はこれらのジャンル分けが良く分かっていなかったので、デッキやウイールに書かれている説明書きを理解できずに散財しました。例えば、やろうとしていることはフリースタイルなのに、フリーライド用のウイールを買いまくるという失敗です。この原因はスケボー用語の意味が分からなかったことに由来します。こうならないためには、まずは用語の理解もある程度は必要と思われます。


ロングスケートボードのブランド

LOADED BOARDS(ローデッドボード)カルフォルニア

ロングスケートボードといえばローデッド、ダンサーデッキといえばバングラ、と言われているほどメジャーなブランドです(でした)。バンブー(竹)の加工技術が優れていて、非常に品質の高いデッキを創出しています。国内での流通量も多く、比較的手に入りやすいと言えますが、価格が高いのが難点でしょうか。ドロップスルー(デッキに穴が開いていて、トラックで挟み込むようにして固定するタイプ。板の位置を低くすることができるので、低重心で安定したボードになるが、トラックの金属部分が上面に飛び出してくるのでステップを踏みにくくなる)デッキのラインナップが多いので、ダンス向けはバングラかタラブになるでしょう。

TiMBER BOARDS(ティンバーボード)オランダ

高い品質のデッキを非常に安価に販売しています。種類も多くダンスからフリースタイルまで幅広くラインナップされています。国内流通量はあまり多くありませんが、本国サイトから直接購入することができます。

COSMO LONGBOARD Co.(コスモロングボード)韓国

標準的な品質のデッキを安価に販売しています。ダンス用が主にラインナップされていて、カラフルなボードも多数あります。国内流通量は普通で、本国サイトから送料無料で入手できます。

SimpleLongboards(シンプルロングボード)オーストリア

シンプルの定番モデルといえばプラティパスです。少しの派生モデルがありますが、基本的にはこのデッキをメインにしているブランドです。最近は長さの違うモデルや、異なる味付けのモデルも出していますが流通量は少なく、入手しづらいでしょう。本国サイトから購入もできますが、在庫切れになっていることも多く送料も高いので、欲しい方は台湾の Amgreat Integration に相談すると良いでしょう。

このほかにもランドヤッツバスティングラビティセクターナインなどのブランドがありますが、これらはいずれもダウンヒル~フリーライド系のボードになりますので、ダンス~フリースタイルを志向する方は無視してしまって良いでしょう。またここ数年で中華系のメーカーの台頭が伺えます。評判もまずまずの様ですが、私の情報ソースは英語圏の Instagram 等なので残念ながら守備範囲ではありません。

 

おススメ!フリースタイル~ダンシング系ボード ウイールベース順

フリースタイル系のロングボードをウイールベース順で並べてみました。長さ順に並べなかった理由は、ウイールベースの方が選択の指針になりやすいからです。長さは見た目を表し、ウイールベースは乗り味を表すのです。(長さ順のページはこちら

一般的にホイールベースが長ければボードは安定します。するとダンスはしやすくなります。逆に、短く軽くなればフリップ(跳ね上げ)系のトリックがしやすくなります。そしてデッキの長さからウイールベース長を引いた数値がキックの長さとなります。キックが長くなればフリップし易くなります。

例えば、フラミンゴの全長123センチに対してプラティパスは111センチと10センチほど短くなっていますが、ウイールベースで比べるとプラティパスの方が少し長くなっています。メーカーが違うので単純に比較することは出来ませんが、短いけれどもプラティパスの方がダンシング向き、長いけれどもフラミンゴの方が跳ね上げやすい(跳ね上げを意識した作り)かも、という深読みをすることができます。

タンティエンとイカロスも似たような関係にあります。イカロスの方が全長は短いけれども、ウイールベースが長いため、タンティエンに比べて実は安定感があるということになるのです。

さらにコズミックダンサーPRO には 44 と 46 の二種類がラインナップされていますが、ウイールベースはどちらも同じです。ということは、デッキの長さというよりも、キックの長さが違うだけということです。これは、あまりフリップ系のトリックをする予定がなければ 44 を選んだ方が軽くて乗りやすいということが分るでしょう。

SimpleLongboards プラティパス & Phlatypus
WEIGHT: lightカタログ値2.05kg 実測値2.28kg(11%増),
medium カタログ値2.27kg 実測値2.5kg(10%増)
WB:84cm LENGTH:127cm

LOADED BOARDS バングラ
WEIGHT: カタログ値2.9kg
WB:83.19cm LENGTH:123cm 前後非対称

TiMBER BOARDS フラミンゴ
WEIGHT:カタログ値 2.3kg 実測値2.33kg(1%増)
WB:80-83cm LENGTH:123cm

LOADED BOARDS TARAB
WEIGHT:カタログ値 2.3kg 実測値 2.295kg
WB:79-82cm LENGTH:119cm

TiMBER BOARDS Kiwi
WEIGHT:カタログ値2.0kg
WB:74.7-80.7cm LENGTH:119cm

LOADED BOARDS ダービッシュサマ
WEIGHT:カタログ値 1.5kg 実測値1.49kg
WB:80cm LENGTH:109cm ドロップスルー

COSMO LONGBOARD Co. コズミックダンサーPRO 46
WEIGHT:カタログ記載なし 実測値 2.6kg
WB:76.2-78.7cm LENGTH:117cm

COSMO LONGBOARD Co. コズミックダンサーPRO 44
WB:76.2-78.7 LENGTH:112cm

SimpleLongboards edina エディナ
WB:73.5cm LENGTH:118cm

TiMBER BOARDS TORTUGA トルトゥーガ
WEIGHT:カタログ値 2.0kg 実測値 2.24kg(12%増)
WB:70.4cm-76.4cm LENGTH:115 cm

LOADED BOARDS イカロス カタログ値1.3kg
WB:71.76cm LENGTH:97.5cm ドロップスルー

TiMBER BOARDS TORTINI トルティーニ
WEIGHT:カタログ値1.8kg
WB:63.9–70.0 cm LENGTH:110cm

SimpleLongboards ミニプラティパス
WEIGHT:light カタログ値1.2kg 実測値1.82kg(51%増)
medium カタログ値1.5kg 実測値2.12kg(41%増)
WB:69cm LENGTH:111cm

COSMO LONGBOARD Co. ASTRO PRO 42
WB:61-69cm LENGTH:107cm

LOADED BOARDS タンティエン
WEIGHT:カタログ値 1.5kg 実測値 1.42kg
WB:68.5cm LENGTH 99cm ドロップスルー

LOADED BOARDS Basalt Tesseract
WEIGHT:カタログ値2.0kg
WB:62.2-66 cm LENGTH 99cm

TiMBER BOARDS axolotl
WEIGHT:カタログ値1.7kg
WB:62.5-65.5cm LENGTH:105cm

※ デッキのウエイト(重さ)について。メーカーによって、カタログに載っている数値と実測値に随分とバラつきがあるのが分かるでしょうか。私はデッキは少しでも軽い方が良いと思っているので、手元に来たら必ずデジタルスケールで計測しています。ティンバーは少しサバ読み気味だけどまあ許せる範囲。ローデッドボードは絶対にカタログ値よりも軽くて信頼できる。シンプルロングボードはかなりサバを読んでいる。というか実測値がカタログ値よりも51%も重いなんて詐欺に近いと思いませんか?

(長さ順のページはこちら


どのデッキを選ぶべきか?

これから始めるなら見た目で惚れ込んだ板で練習をして、それを自分のものにするという手があります。一般的に使いやすいと思うのはフラッとでクセのない板。上に挙げた中で該当するのはコズミックダンサーでしょうか。TIMBERの板は少し硬めでコンケーブ形状なのでちょっとクセがあるかも。TARABもあまりしならず少しコンケーブ気味なので似たような感じ。シンプルロングボードは良くしなるけれどもPlatypusの形は特徴的です。ドロップスルータイプはダンシングには向いていないと思うけれど、ストリートで使うならば軽くて乗りやすい。定番のバングラは乗ったことがないけれど、前後非対称なので要注意みたいです。

って、これから始める人には理解しづらいですよね?フラットな板はクセが無いので乗りやすいのですが、ちゃんと体重を掛けて板を傾けてあげないと曲がらないのに対して、コンケーブ形状(船底みたいな形)だと軽くエッジを踏むだけで曲がるけれども、力が掛かりすぎるキライがあるので微調整が慣れないと難しいという感じかな。

 

コンプリートモデル(完成品)を買うべきか?

ロングスケートボードを始めて購入するときには、完成品を買う方法と、バラでパーツを購入して自分で組み立てて使う方法の二種類があります。実店舗で購入する場合にはショップで相談できるので問題ありませんが、通販で購入しようとする場合で相談する人がいない場合には、パーツで購入するのは相当に敷居が高く感じられるでしょう。情報がまったく無い状態であれば、とりあえず完成品を買うのは無難な選択だと思います。私も最初の一台は、S3STORE からイカロスのコンプリートモデルを買いました。ですが、このページを見つけてしまった貴方に関してはその限りではありません。必要なパーツの説明に従って購入すればご自身で組み立てができるからです。

セットで購入するとなんでも少し安くなるのが世の常ですが、スケボーに関してはその常識は通用しません。コンプリートモデルの価格は、単純に使われたパーツの値段が積みあがっただけの価格です。完成品にしたからと言って別に安くはならないのです。
完成品の場合、デッキとトラックとウイールの種類は見れば分かるのですが、それ以外のパーツはショップの判断で組まれていることが多いでしょう。その場合に問題になるのは、目に見えない部分のパーツに安物を使われてしまうかもしれないという点です。特にベアリングなどはそのボードの性能を左右する最重要パーツとなりますので、あまり安物を使われてしまうと走らないボードになってしまいますから注意が必要です。

試しに乗ってみたい、あまりお金は掛けられない、という方は手頃な価格設定の完成品を買ってみても良いと思いますが、これからロングスケートボードを始めて長く楽しみたいという方は、是非ともパーツで購入されることをお勧めします。

 


ロングスケートボードに必要なパーツの一覧

以下にロングスケートボードを構成するパーツの一覧を記載しておきます。

スケートボードは、デッキの下に二つのトラックをそれぞれビス4本で固定して、その先にウィールを取り付ければ完成します。
一個のウィールには、二個のベアリングと一個のスペーサーが必要です。
ウィールをトラックに固定するためのワッシャーとボルトは、トラックに付属してきますので最初は個別に購入する必要はありません。

組み立てには工具が必要ですが、よくあるT型のスケボーツールが一つあれば全ての作業を行うことができます。

デッキ:板の部分です。まあこれが一番重要ですね。じっくりと自分に合うと思われるものを選んでください。

トラック:後述します。

ウイール:後述します。

ベアリング:ウイールの中に装着されているパーツです。ベアリングの良しあしによって、そのボードの滑りやすさが決まります。良いベアリングなら軽い力で進み、そうでないベアリングだとすぐに止まってしまうボードになります。
個人的なおススメは国産の NINJA です。例えばローデッドの2,800円のベアリングに比べると、ニンジャの3,500円位のベアリングは三倍以上の性能差があります。

スペーサー:ウイールのベアリングの間に挿入して使用します。使わない人もいるようですが、安いものなので必ず入れましょう。一台のボードを組み立てるには、10ミリのスペーサーがワンセット(4個)必要です。種類は問いませんので適当にカートに入れておいてください。

パッド:デッキとトラックの間に挟んで振動を和らげるゴム素材のクッションです。高さを調整したりする意味合いもあります。ダンサーデッキの場合には、手頃なショックパッドの薄いやつが2枚必要です。ドロップスルータイプのデッキを購入した場合には、ショックパッド1/16インチが2セット必要です。

ネジ:デッキとトラックを固定する為に使用します。とりあえず、ローデッド フランジヘッド 1.25 を選んでおけば間違いありません。在庫が切れている場合には 1.25インチを選択、又はデッキとトラックとパッドを同時に購入するならそのショップに適切なサイズを聞いてしまいましょう。

工具:よくあるT型のスケボーツールが一つあれば全部事足りますが、頻繁にセッティングを変える場合には専用工具を揃えるのもアリでしょう。ちなみに必要なのはすべてインチ工具となります。各サイズは、キングピンナット:9/16inch(14mmで代用可能)、ウイール:1/2inch、フランジヘッドナット:3/8inch、六角レンチ:1/8inch です。


ロングスケートボードのトラックの選び方

トラックについては選択の余地はありません。パリス トラック V2 180mm 50度 一択です。カラーで選んじゃってください。もちろんこれ以外のトラックを選ぶ明確な理由がある方は、他のトラックを購入されても構いません。

なお、パリストラックには SAVANT というモデルがありますが、これはトラックV2と設計寸法はほぼ同じで素材が鍛造になっています。乗り味が多少異なりますが、それは搭載されているブッシュの違いに拠るものです。

クルマやバイクのホイールの場合には、鋳造に比べて鍛造は丈夫で軽いので乗り味や性能がアップするというメリットがありますが、SAVANT の場合には鋳造トラックと重さが全く一緒なので「丈夫で硬い」というメリットだけになります。が、金属の硬さなんて体感することはまずできないので、ステイタス以外の意味合いは無いと考えています(お値段 2万円ほどになります)。


ロングスケートボードのウイールの選び方

最初は何を選んで良いかまったく分からないと思います。私もかなり試行錯誤しました。
初心者のうちはテクニックや経験が未熟なため、小さな要因に大きく左右される傾向がありますので、ウイールを交換すると乗り味が大きく変わったような気がします。が、これは多分気のせいです。もちろん、乗り味は変わりますが、ある程度上手くなってくればウイール径さえ合っていれば、それ以外の違いはあまり気にならなくなってきます。

乗る場所の路面状態によって、相性の良いウイールは変わってきますので、具体的な銘柄を提示することは難しいのですが、オランガタンのウイールが種類も豊富で信頼性も高いので最初の一個にはおススメです。径は 65ミリくらいがスタンダードだと思いますので、キアヌやファットフリー辺りをセレクトしておけば間違いないでしょう。あとはシチュエーションや好みによって 60~75ミリ位で試行錯誤すると良いでしょう。径が小さくなると初速は伸びるけれどもスピードは出ません。径が大きくなるとゆっくりと加速してどんどん速くなります。
硬さは 80a を中心として、柔らかめが良ければ 78a、硬めが良ければ83a とかを試す感じでしょうか。 柔らかい方が乗り味が良くなりますが走りません。硬いとゴツゴツしますが良く走ります。

自分がステップを練習している場所は少し路面がゴツゴツしているので柔らかめの78aを使っていますが、スピードがすぐに落ちてくるので径を大きくしました。でも75mmを試したらスピードが出過ぎて怖かったので、今は 70mm の 78a とか 66mm の 78a 辺りで落ち着いています。

ムラサキスポーツで買える「波ウィール」も結構良さそうなのでおススメです。

 


ロングスケートボードのブッシュの選び方

ブッシュはトラックに組み込まれていますので、最初は購入する必要はありません。
トラックについている一番大きなナット(キングピンナット)を締めれば硬く、緩めればやわらかくなりますので、始めはこの程度の調整で良いでしょう。ある程度慣れてきたら、ブッシュを変えると乗り味を激的に変化させることができるようになります。

スケートボードの乗り味は、ブッシュ、ウイール、ベアリングで構成される、いわゆる「足回り」で決まります。ただ、そのベストなセッティングを出すのは根気のいる作業となりますので、ゆっくり楽しみながら試行錯誤するのが良いでしょう。

 


ロングスケートボードのカスタム

この写真のBefore Afterの通り、無地のデッキにマッキーで柄を描いてもらったものです。若きアーティストにお願いして描いてもらいました。
元は Simplelongboards の Edina118 ですが全くの別物に仕上がっていますね。ウッド素材と油性マジックの相性は良いので、手軽に描けるにも関わらず、簡単に消えることはありません。

デッキを選ぶ際にはデザインもかなり重要なポイントになりますが、気に入ったものが見つからない場合には、こういったカスタムもできるという例です。
このカスタムに関しては、こちらのページで紹介していますので参考にしてみてください。

 


ロングスケートボードの通販ショップ

エクストリーム EXTREAM

国内で最も主要なショップ。ここには相当にお世話になっています。
ロングスケートボードに必要なパーツはほぼ全てここで手に入ります。発送も迅速で安心感があります。

エススリーストア s3store

まあまあの品揃えです。ローデッドのデッキなどは安く手に入る場合がありますので、たまに使わせていただいておりますが、同梱のお願いなどは断られるなど画一的な対応が多いので良く確かめてから注文することが必要。楽天、ヤフーにも出店があるので、値段が他店とあまり変わらない場合には、ポイントが付く分ここで購入したほうがお得な場合があります。

その他の実店舗
国内には幾つかのショップが有るようですが、いずれも訪れたことがありません。私は自分で試したものしか記事にしない主義なので、残念ながらコメントすることができません。本当はそうゆうショップで色々と教えてもらうのが一番良いと思うので、近くにある方は是非足を運んでみてください。

 


好みのボードに巡り合うために

周りにロングスケートボードをしている人がいれば乗らせてもらうのが一番です。近くに信頼のおけるショップがあればいろいろ教えてもらうのがベストです。問題なのは周りに誰もいないし、近くにショップも無いよという場合。私がロンスケを始めたのは沖縄なのでこれに該当します。まあそうゆうときには、ロングスケートを始める「きっかけになった人」の真似をするのが良いのではないでしょうか。YouTube などを見て憧れた人がいるならば、その人が使っているのと「同じデッキ」を買いましょう。何故ならそのデッキは、その人のその動きをするのに最も適したデッキに違いないからです。

私の場合には電動から入って、ドロップスルーやピンテールやクルージングボードで家の前を流してる外人に影響されたので、目標とする人がいませんでした。何がしたいのか良く分からないまま、実践主義が祟って色々試す羽目になりました。買うだけ買ってあまり乗れていないので、テクニックの方はゼロですが、そんな散財によって得られた知識が皆様のお役に立てれば幸いです。

このページに書かれていることは、すべて私自身の経験に基づくものです。他のページから勝手に内容をパクってきて、コピペで作っただけのアフィリエイトサイトなんかとは全然違いますのでご安心ください。分からないことがあればコメント欄からお問い合わせいただければお答えします。

最後に、これから始める方はプロテクターも必要です。私はヘルメットは被っていませんでしたが、代わりになるものを装着しています。手首、肘、膝、腰のプロテクターもなるべく着けるようにしています。プッシュの練習をしているくらいではあまりコケることはないと思いますが、ステップの練習を始めると絶対にコケます。しかも足元をすくわれるようなコケ方をしますので、腰や肩や頭を地面に打ち付けます。コケると地面は固いのできっと怪我をします。というか最初のうちは絶対にコケるので万全の態勢で挑みましょう。

※ ロングスケートボードに関するページをご覧になりたい方は、メニューから「LSK8」を選んでいただくと一覧が表示されますので是非ご利用ください。

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Category: LONGSKATE

ikeura

バイク乗りです。犬でいうと6歳くらいです。愛車は2003年式ロードキング。東京のIT企業を経営していますが、リアル ノマドワーカーなので夏は福岡、冬は沖縄に住んでいます。バイク雑誌に連載アリ。ツーリング、キャンプが大好き。釣りは100キロ超級のクロマグロだけを追いかけています。動画も撮るので宜しければチャンネル登録もお願いします。

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  • 購入前にこのブログに出会いたかった(T^T)
    昔の知識でグラビティでダンシングできると思って買ってしまった・・・

  • 拝見させていただきました。
    私は31歳男性です。
    普段、アルペンスノーボード(インストラクターの資格有り)をしておりまして、オフトレを兼ねてロングスケートボードをやってみたいと考えています。
    Yoroi JUJUというロンスケがスノーボードの乗り味に1番近いという記事をいくつか見まして、これのコンプリートモデルを購入しようとしたのですが、すでに完売とのこで、次回入荷が12月頭。
    そうなればもうスノーボードのシーズンインになってしまうので、まずは手頃な値段のコンプリートモデルを購入して練習してから、来シーズンにYoroi JUJUを購入しようと考えていたのですが、
    同じ予算を掛けるなら、自らパーツを選んで組み上げることによって、よりスノーボードのカービングターンに近いロンスケをカスタムし、それで練習したほうがより良いのではないかと考えました。
    予算は5万円ほどで考えているのですが、Yoroi JUJUに近い構成、おすすめの構成など教えて頂けると幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • そもそもロンスケがスノーボードやサーフィンのオフトレになるか?という観点から言うと、違うテクニックが要求されるので、練習になるまで時間が掛かるのではないか?というのが私の持論。そしてやっているうちにロンスケも楽しくなってしまって「違うスポーツとして両方たしなむ!」になるパターンが多い気がします。

      スノーボードがバイクだとしたら、ロンスケは自転車です。自分で漕がなくてはならない分、少し違うテクニックが要求されるのです。純粋にカービングをしようと思ったら斜面で滑ることになりますが、雪面がアスファルトに変わることになるので危険度が上がりますし、そこへ行けるようになるまで長い時間が掛かります。

      予算的に合わないとは思いますが、私が個人的にスノーボードに近いと感じたのは電動スケートボードでした。斜面の代わりにモーターが付いているので、スタンスを一切変えずに滑れるのです。速度を上げてカービングターンをしたときの爽快感はスノーボードそのものでした!

      下の映像はカメラのレビュー用に撮った動画なのでノロノロ運転ですが、プロテクターを付けて本気で走ればこの3倍以上の速度が出ます。
      https://youtu.be/p8QlhhEE8-4

      ***

      さて本題。

      このYoroi JUJUというセットに近い構成ということであれば、45インチのデッキ、7インチウェーバートラック、70×52ミリ85Aのウィール、ABEC11のベアリングとなりますね。

      とりあえず乗り味のキモになるであろうトラックは同じものが入手可能の様です。
      https://store.shopping.yahoo.co.jp/bayleaf-shop/skt-waver-7.html

      ウィールは直径と硬ささえ合っていれば似た乗り味になりますから幅は近似値で構いません。
      https://www.xtreme.jp/wheel.html

      ベアリングはABEC11と謳っているわりにはブランド名不明。あまり良いものを使っているとは思えませんので、国産のNINJA辺りをセレクトしておけば確実です。
      https://www.xtreme.jp/bearing.html

      そもそも専業のベアリングメーカーはABEC7までしか記載していませんのでABEC11表記は眉唾です。もしも現物に触る機会があったらこれから購入するであろうご自身のベアリングと回し比べてみてください。

      あとはデッキですが、いま巷に出回っているのはダンシング用が多いので、長さで選んでも似た感じにはなりません。とりあえず最初から全面にグリップテープが貼ってあるモデルが候補になると思います。
      もう少し選択肢を狭めるには、このページの上の方に「クルージング」と「フリーライド」のリンクがありますので、どちらが想像に近いか教えてください。

      • ご丁寧な返事を頂きありがとうございます。

        スノボがバイクで、スケートが自転車という例えが分かりやすかったです。
        また、仰るようにスノボのオフトレに匹敵するほどのスケートの技術を習得するには、それ相応の時間がかかることも想像出来ました。
        そもそもスノボのオフトレとして良いのでは?と考えましたのは、
        足を固定しないでスノボのカービングのようなターンができるようになれば、足を固定しているスノボに戻ったときに、良いポジショニングで滑ることができることに繋がるのでは無いか?と思ったためです。
        スノボ、スケートのそれぞれの技術に共通する部分はあるものの、特有の技術もそれぞれあるということなのですね。

        電動スケートボードは確かにスノボに近そうですね。走行面に斜度があるか無いか、足を板に固定しているかいないかくらいしか両者の違いが無さそうです。

        Yoroi JUJUに似た構成のご紹介もして頂きありがとうございます。
        動画も拝見しました。イメージはクルージングに近いです。坂を高速で降りていくのも魅力的ですが、怪我のリスクが最も大きそうですね。
        板のデザインとしてはAmgreatのplatyplusのblackがカッコいいなと思いました。

        • PlatypusのBlackはメチャクチャかっこいいです。これを超える板はなかなかありません。乗り味も慣れてしまえば最高です。但し、デッキテープが両端にしか貼ってない板は、基本的にダンシング用です。ステップを踏む前提で作られているので真ん中のエリアが滑りやすくなっています。

          スノーボードの板に例えると、デッキ中央にテープが貼ってなければフリースタイル、全面にテープが貼ってあればアルペンボードに近いと考えてもらって良いと思います。

          この動画を見て「いいな!」と思ったらPlatypusおススメです。
          https://youtu.be/2LHlEL8fCZQ

          クルージングの動画がイメージに近いということでしたら、ドロップスルー(両端に切り込みが入っていてトラックの金具が上から見えてる)タイプの板はいかがでしょう。きっと最初は板を跳ね上げたりするトリックにはあまり興味がないと思いますので、両端の部分に足は乗せませんし、板の重心が下がっているので安定しています。全面にテープが貼ってあるということは、横Gに耐えながら乗ることが想定されている板ということです。この動画に出てくるダービッシュサマというデッキは実際に持っていますが、クルージングデッキなのに長さがあるので、スノーボードに最も近い乗り味だと思います。そして海外通販で買えば予算内です!

          • ありがとうございます。
            色々と考えた結果、ローデッドにしようと思います。
            FLEXですが、私は73kg(服などを除いて)なのですが、1だと硬いでしょうか。
            スノボだと硬い板の方が安定性が高いというのがありまして…

            ベアリングはニンジャのセラミックにしようと思います。

            トラックですが、ドロップスルーでも取り付け方は同じですか?

          • ダービッシュサマですか?自分は体重60キロでFlex2ですが、結構たわみます。
            慣れればそのたわみが推進力に変わるのでしょうけれど、自分には違和感がありました。
            硬いとは思いますが竹なのでそれなりにしなる筈ですからFlex1でも大丈夫だと思います。

            トラックはどれを買ってもドロップスルーの板に付けられます。

  • 素晴らしい記事!とても参考になります、ありがとうございます!
    昔ローデッドのバングラflex2に乗っていたのですが(今は専ら電動ボードです)大きすぎてもて余してしまったので(170cm55キロです)もう少し小さめで、クルージング、時々ダンシングというようなボードを探しているのですが、他の記事全て読まさせて頂いたところ、ミニプラティパスとedinaが気になりました。simplelongboardsのサイトも覗いてみたのですがplatypusに対してedinaの位置付けがイマイチよく分かりません…お時間ありましたらedinaはどのような特性なのか教えていただけませんでしょうか?ちなみに私はクロスステップとshovitができるかな?程度の実力ですよろしくお願いいたします。

    • シンプルのプラティパスは形状が特殊なんです。前から見るとフラットで、横から見るとwの形になっています。盛り上がりが二つあるんです。他社の板に慣れていると乗りずらいのですが、これに慣れてしまうともう他の板に乗れなくなります(phlatyus はほとんど売れていないみたいですので無視)。いわゆるクセになる板です。

      対して edina の特徴を一言で云うと「普通の板」です。前から見たときに中央が凹んでいる、一般的なデザインです。他社が出しているダンサーデッキに寄せてきた、即ち乗り換えやすい板になっています。なので乗った感じは TimberBoard の TORTUGA に似ています。

      これをクルマに置き換えると、水平対向エンジンを作っているスバルが、他のユーザー層も取り込もうと考えてDOHCのエンジンのクルマを発売しちゃった、みたいな感じでしょうか。シンプル乗りからすれば edina は乗る理由がないですし、他社の板に乗っている人から見ても、曖昧な説明しかされていないので、なにそれ?となっている気がします。

      ちなみにミニプラティパスは、プラティパスをミニにしただけなので、しっかりシンプルの板ですが、「ロングボード」と言うにはちょっと短い気がします。どちらかと言えばトリックに振った板という感じでしょうか。

      • なるほど…詳しく教えて頂いてありがとうございます。ではシンプルだったらプラティパス一択な感じですね。あぁでもプラティパスかミニかで悩む~

        • YouTube の Sinple Longboards のチャンネルで Mini Platypus を検索してみると、実際に乗っている動画が沢山出てきますので参考にしてみてください。

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