ホーム > カメラ > 撮影編集 > ダイビングの動画編集はダビンチリゾルブを使え。

GoProを持ってシュノーケルに行って、撮れた画像が青被りしていてガッカリした人は多いと思います。巷ではGoProのレンズに赤色フィルタなどを装着すれば良いと言われていますが、あまり良い方法ではありません。ではどうすれば良いのでしょうか? 答えは「ソフトウェアで色補正をしてあげる」です。カメラの前に物理的な赤色フィルタを付けるくらいなら、画面上で赤色フィルタを掛けてあげても同じ結果になる筈です。画面上なら赤色に限らずどんな色のフィルタでも掛けられるのでそちらの方が優れているに決まっています。というわけで、冒頭の動画は色補正をするとどうなるかが分かるサンプルです。

そしてこの色補正に使っているのが「DAVINCI RESOLVE」という動画編集用のソフト。この程度の色補正ならものの数分で終わってしまうという、かなり高性能なのものなのですが、なんとダウンロードすれば誰でも無料で使えます。私は以前、みんな大好き PremirePro を使っていましたが、あのサブスクがイヤで Davinci Resolveに乗り換えました。最初は操作系に戸惑いましたが、ほぼ同じことができるにも関わらず無料なのですから全く後悔していません。というよりも、色補正はこちらの方が格段に上なのでもっと早く乗り換えておけばよかった、若しくは最初からこちらを使っておけば良かったと感じています。

ダビンチリゾルブ マイクロパネルについて

さて、どうしてこんなに高性能なソフトウェアが無料なのでしょう?それはこの会社の主力製品が映像関連の周辺機器、例えばカメラなんかのいわゆるハードウェアの方だから。ということは、ダビンチリゾルブを使ってくれる人が増えれば増えるほど、それに関連した周辺機器が売れるので、ソフトなんて配ってしまえ!というビジネスモデルです。というわけで、私もまんまとこの会社の戦略にハマってマイクロパネルを買ってしまった一人です。

ダヴィンチを使って色補正をしていると、マウス操作を頻繁にすることになるのですが、このマイクロパネルを見てしまったら興味が湧いてきました。が、結構な値段がするのでずっと黙殺していました。下に掲載したダヴィンチリゾルブの編集画面を見れば一目瞭然ですが、画面左下の操作エリアをそのまま物理的に操作できるようにしたのがこのマイクロパネルです。色補正に関するほとんどの操作がこのパネルだけで出来るのです。

毎日毎日色補正をしていると、このマイクロパネルがあったらきっといいに違いないと思うようになりました。そして酔った勢いでポチッと。まあ欲しいものを我慢するストレスの方が問題だと思っているのでいいよね?まあ、最近は毎週ダイビング動画の編集をしているので、ワンシーズンで元は取れるだろうと思っているので良しとしましょう。

ダイビング動画の編集作業って、色調整の割合がかなり多いのでこのパネルは必須です。カット編集が終わると色補正に入りますが、その間ずっとこのパネルを操作しています。マウスではやりづらい微調整が簡単にできますし、両手で二つのパラメーターを同時に調整することができるので、マウスでは出せなかった色が簡単に出せるようになります。物理的なパネルの操作なので、どのツマミが何というのを覚えた後は、目で見なくても手が勝手に動くのでブラインドで操作可能です。

普通の陸上の動画の編集作業ならこのパネルは不要だと思います。しかしンダーウォーターの色補正を頻繁にするならこのパネルは非常におススメです。自分はもうこれがなければ色編集できません。

カット編集には、スピードエディターも必須です。

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Category: 撮影編集
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