最近、バイク用のバッテリーは BALLISTICS とか MSeR など、小型軽量のリチウム系のモノが販売されてきています。車両の軽量化にもなるし、空いた隙間にセキュリティを仕込めるのではないかと云うことで、興味を持って見守ってきましたが、いずれも海外通販を利用して購入するか、レース用として売られているものを自己責任で使うかという選択肢しかありませんでした。
ところが最近、SHORAI JAPAN というのが設立されて、国内で2年保証が付くバッテリーの販売が開始されると言うことだったので、ホームページをウォッチしていたところ、本日よりハーレー・ツーリングモデル適合のバッテリーの予約販売が開始されました。
型番は LFX27L3-BS12、お値段はかなり高めの 29,900円也 です。
重量は2キロ未満と、純正バッテリーの1/4以下の重さ いや軽さになります。凄く興味はあるのですが、果たしてハーレーの振動に耐えられるのかどうなのか?バッテリー性能自体には何の問題もないと思いますが、人より多く走る分、パッケージ内部に物理的な振動で接触不良などが発生しうる場所がないか、又は端子部分が振動で疲労破損してしまわないかなどが心配です。
街乗りメインなら即座に購入となるところなのですが、電話も通じない様な山奥へ入っていくのが好きな身としては 「もし椎葉村の山奥の峠でエンジン始動ができなくなったら」と、悪い想像をしてしまうと ゾッとして「このリスクは取れないゾッ」という結論を出しました。
バッテリー関係では割とトラブルを経験しているので、今回は珍しく慎重になっています。灯火類がLEDにリプレイスされていったのと同じように、いずれバッテリーもリチウムになっていくのかもしれませんが、とりあえずは様子見です。実績待ちです。Windows のバージョンが上がっても、いつも必ず一年は様子見をする感じに似ていますね。
そろそろバッテリーを替えなきゃという方がいましたら、是非 人柱になってください。
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