ハンドシフト化、試行錯誤その2

普段の足として大活躍のスーパーカブ。
毎日、自転車のように酷使していますが、先日コケそうになりました。
理由は簡単。間違ってシフトダウンしてしまったからです。

ボケーっとしながら軽い渋滞を、「フンフンフン」と鼻歌交じりにすり抜けをしていたところ、前がクリアになったのでカカトでシフトアップ!&アクセルオン!とやったところ、「ギャギャァー!」と言ってリアがロック&スリップ!してしまったのです。

言うまでもなく、ロードキングではカカトを踏めばシフトアップなのですが、カブはシフトダウン。
あのとき、私の気分はロードキングになっていたわけですねー、怖い怖い。

そんなわけで、今度はジョッキーシフト完成です。


ジョッキーシフト


ちゃんとZ型のリンケージにしたので、前に倒せばシフトダウン、後に引けばシフトアップになりました。
なるべくシフトストロークが小さくなるように作ってみたのですが、これがまたいい感じ。ちょっとだけ試走のつもりが、楽しすぎて延々と走り回ってしまいました。

ただショートストロークにした分、長いシフトレバーに負荷が掛かってしまい、どうしても「しなって」しまいます。
しかし今回はあくまでも試作品。シフトレバーの形状も走りながら決めたかったので、「力ずくで曲げられる強度」というオーダーを出しておいたのです。だからこの「しなり」は仕方ありません。しばらく走ってポジションを決め、太めのシャフトに交換すれば「カチッ」としたフィーリングが得られることでしょう。

とにかくこれで、ロードキングに乗っても、カブに乗っても、間違ってシフトダウンしてしまうことはなくなりました。心置きなくボケーっと運転したいと思います。

投稿者 ikeura : 2012年1月31日 11:27


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