恥ずかしながら本日が、我がロードキングの今年初乗りです。
最後に乗ったのは VIBES なので、実に4カ月振りとなるわけだ。
ここのところカブなんかでお茶を濁して来たわけだけど、久しぶりに乗るとやっぱりいいね。
「タイヤが二つ付いていればバイクの楽しみは変わらない。」 なんてうそぶいていたけど、やっぱり全然違うって。全く次元が違う。
カブのロータリーシフトは逆シフトだとか、クラッチレバー付いていないから握り忘れるんじゃないかとか、そんな心配をしていたけれど杞憂に終わった。
ロードキングに跨った途端、本来の自分にスパーンと戻った。11万キロを共に走り続けたこのバイクは、もはやカラダの一部みたいなものだから、ちょっと別のバイクに乗ったくらいでは何も変わらなかった。操作系の不安なんて微塵も感じないし、そもそも脳が機能することなくこいつは意のままに走る。
久しぶりの巨体にちょっとビビりながらも、数百メートルも走れば元の主従関係が復活。
辺りに響き渡るアイドリング音が周囲の視線を全部掻き集める。
隣のクルマのドライバーは首を100度位ひねってこちらをガン見してるし、赤信号で止まれば横断歩道を渡る人々のほとんどと視線が合う。
二日前、久しぶりにフォルツァに乗って、「さすが 250cc はトルクフルだなぁ」なんて思ったばかりだけど、こいつはそんなものの比じゃない。
アクセルをちょこっと開いただけで後ろから蹴り飛ばされるような加速が始まる。もうなんというか極厚のトルクの塊。普通の道では全開にすらできない四日市製のモンスターだった。
久しぶりに寒さなんて忘れて走りまわってしまった。
毎日こいつに乗れたらどんなに幸せだろうか。
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