一旦、ガレージに戻ってきました。
連休初日に黄砂にやられてしまったのでまずは洗車。
普段なら旅先で濡らしたタオルでサッと拭くのですが、今はまだ顔が映るほどの鏡面を保っているので、そーっと水で砂を洗い落としました。
次はキャリパー清掃。
去年は一度もクリーニングしていないのに加え、訳の分からない県道ばかり走っているので汚れまくっていました。
ブレーキレバーを放しても 「ギュワーン、ギュワーン」 と、まるで電動サンダーの様な、盛夏のセミの大合唱の様な、とてつもない音がするし、ブレーキを掛けると停まり際に「キィ、キィ、キィ」 と、情けない自転車みたいな音がしてきたので堪らずキャリパーを外します。
ブレーキクリーナーを湯水の如く使って汚れを落とし、麺棒で丁寧にピストンを拭きあげ、シリコングリスで仕上げをして完了。
そして、アクセルを開くとノッキングを起こしていたので、久しぶりにマップの書き換え。
どうしてこんなバイクに乗れていたのだろうと不思議に思うくらい進角が進んでいました。
2000回転でアクセルを開くと「カンカンカンカン」と、微かにイヤな音がしています。
マップの書き換えをするときはいつも、乗っては調整、走っては調整、を繰り返していたので、だんだんと感覚が麻痺してきていたのでしょう。
半年振りに乗ったら、一発で、客観的に、あーダメだこりゃ、と、感じることが出来ました。
それから下り坂で「ズボボズボボ、バン!バン!」 と、アフターファイアが出ていたのでマイナスドライバーでクルクルっとネジを回してガスを薄くします。
確かHSRはガスを薄くするときは左に回すんでしたね。
洗車の水飛ばしと、キャリパーの具合と、遅らせた進角の具合を確認するために、裸足にスニーカーでひとっ走り。
高めのギアでアクセルをガバッ!と開いても、 「ズドドドド」 と加速してくれるようになりました。
ブレーキの鳴きはピタッと止み、PMキャリパー独特の 「ミミィー」 という音が復活。
ズドドドドドド!ミミィー。 ズドドドドドド!ミミィー。
完璧です!
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