数か月放置していた我がロードキング。
シャッターをガラガラーと開けてセキュリティを解除すると
「キュンQュン!」 と甘えた声が迎えてくれました。
チョークをいっぱいに引いて、スターターボタンを押すと、
「キュルQュル、ズドン!」 とエンジンが掛かる。
随分放っておいた割りには一発始動。
「ワタシはいつでも準備オッケーなのに」 そう言われた気分。
Tシャツにジーンズにスニーカーで、太陽が傾き始めた夏の終わりの街へ繰り出します。
ドロドロドロドロー。
走り出してしまうと数か月のブランクが嘘だったかのようにカラダがシンクロする。
丸9年いつも一緒にいたこいつは、もう家族のような分身のような不思議な愛おしい存在だ。
「私たちこれからどうなるの?」
そんなこと聞かれたって困るけど、これからもずっと一緒に走りつづける事だけは確かだよ。
まあ、それが何処なのかは分からないけれどね。
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