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MSR カーボンリフレックス1


モンベル卒業後乗り換えた設営が楽で前室も広くて通気が良くてインナーがメッシュにもクローズにもできてオールシーズン使えるダンロップのツーリングテント。
欠点が見当たらないくらい満足していたのでしばらくテントに興味は湧かなかったのだけれど、MSRの新作テントを見ているうちにこれは夏の琵琶湖用にいいのかもしれない、と冒頭の写真をみて思った。いままでアウトオブ眼中だったフルメッシュのテントを試してみたいと触手が動いてきてしまったのがこれMSR カーボンリフレックス1。リフレックス、リフレックス発見したのはまだ寒い頃だったのでこの記事は少し前を振り返って書いていますデュランデュランが頭の後ろの方で鳴り始めるのを感じながら。
フルメッシュのテントなんて真夏しか使えないのではないかと先入観があったのだけれども、他人のブログを読み進むうちにスリーシーズン行けますよとか書いてある。本当か?本当かなんて疑いの念が出始めたら自分で試してみたくてたまらなくなる。やってもいないことをあーだこーだ言う自分がいやなんだよねなんて書いていると、そんな言い訳しなくても欲しかったから買ったんだって言えばいいじゃないと背後から声が聞こえてきそうな今日この頃。
とにかく新作のMSRはポールがカーボンなのでとにかく軽い。最少重量はなんと驚愕の1.02kgだ。ん、最少重量ってなんのことだろうペグなしってことかな?まあでもmaxでも1.21kgとある。競合となるのはスノーピークのランブリソロとかダンロップの軽量版辺りか。ランブリソロの縦長版は長野の兄貴が持っていたし、ダンロップ(もうダンロップじゃないし山岳テントの方は違うブランド名になっていたけど)は今と形が一緒なのであまり新しい気がしない。新しい気がしないから買わないというのは感情に支配されているのかおれの買い物。理論的に選ぶんだったら機能的ならそれでいいじゃないかと自己分析が始まる。実はこのMSRのメッシュが欲しいだけで、他のテントを調べているのは自分の正当性を確認したいだけで、なおかつ調べている行為そのものが楽しいんでしょうと、感情に支配されているのがイヤな自分が勝手に正しい分析をして、なあんだやっぱり新しいの欲しいだけじゃんね、とここで自分でも気が付く。
こうゆう思考になるのはテントを買うことに多少なりとも罪悪感を感じているのか。MSRのテント高いしね。いったいいくつテント持っているんだろうおれと脳裏をよぎるが、倉庫に潜むテントを思い出して数をカウントするのを拒む自分がいた。
よくよく見たらいま使っているダンロップのR-224は二人用だけれど3.5kgもある。1.02kgを基準にして考えていたらなんだかダンベル持って歩いている気分になってきたのでさらにテント探しに拍車が掛かる。と、穴の空くほど写真を見ていたら重大なことに気が付いてしまった。ちょっと待て、このポールの通し方はなんだ?これはもしかして自立しない?いやどう考えたって自立しないでしょうこの写真からすると。
こんなことをやっていた頃はまだ日本語の情報がほとんどなかった、といっても数か月前のはなしですけど、海を渡って調べていたので結構手こずった。
折角その気になってきたのに自立しないテントなら残念ながら却下となる。目的地が決まっているお気楽キャンプなら問題ないけど、宿が取れなかった時の非常用とかそんな感じでも使えるでしょう軽いんだからこのテントっていうシチュエーションで地面がコンクリートだったらジ・エンドっていうのは全然機能的ではないし非常用にもならない。普通のミーティングでも寝坊して会場についたら、はい遅く来た人はこの辺でってコンクリートの駐車場だったこともある訳だし。
で結局、これ買わない、と結論に達する。残念な結果でも結果が出るとスッキリ。気づくと嬉々として次を探し始めている訳ですが、わりと安易な結果につづく。
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