SIMフリー版 iPhone をドコモで使うために、ドコモショップに行ったところ、「持込みよりも実質無料の端末で契約した方がいいですよ」 と言われてその場でパッと選んだソニーの 「SO-05D」 。
使う気なんてまったくなかったのだけれど、家に戻ってきていろいろと触っていたら、不覚にも 「これなら iPhone いらないじゃん」 と思ってしまった。
いままでは docomo の携帯と、ソフトバンクの iPhone の二台持ちをしていた。
ドコモの携帯は 「i モード」 と 「おさいふケータイ」 を使うため。
沖縄では 「Edy」 が使える率が高いから、日常生活はほとんどキャッシュレスで済む。
自分の携帯には Edy のほかに 「iD」 と 「Suica」 も入っている。
昔から財布をもたない私には、とても快適でこの携帯は手放せない。
iPhone は基本的にパソコンの代わり。
仕事柄、緊急時にはリモートデスクトップとsshというソフトが使えないと困ることがあるのでそのため。ちなみに iPhone を持つまでは常にノートパソコンを持ち歩いていた。
フェイスブックとかツイッターとかその手のソフトは遊びの範疇なのでどうでもいいと言えばどうでもいい。
スマートフォンは iPhone 側から入ってしまったのでアンドロイド携帯に触れる機会を逃していたわけだけれど、実際に触ってみたら 「全部入り」 であることが分かった。この XPERIA 端末なら一台で済むということに気が付いてしまった。いや、実際には見て見ぬ振りをしてきたのかもしれないが…。
そしてなによりもその 「サイズ」 と 「重さ」 にやられてしまった。
だって重量比はいままでの 0.36倍、厚さだって 0.41倍になるんだから。
そして極めつけなのは、この XPERIA は標準で 「SIPフォン」 の機能を備えているということ。
(いままでも SIP フォンのアプリはたくさんあったけど、これはアプリに依存しない!)
いまでこそ 「IP電話」 とか 「クラウド」 なんてのが流行っているけれど、ずっと前から 「いろんな所へ自由に行きたい」 願望が強かった私の会社は何年も前からIP電話もクラウドも使っている。
だから神戸やら沖縄やらに引っ越しができる訳だけど、携帯が SIP フォンになった意義は大きい。
どうゆうことかと言うと、この小さな端末は会社のデスクに置いてあるビジネスホンとまったく同じ機能を果たすのだ。 03 で始まる東京の事務所に電話が掛かると、オフィスの電話機と同時に、この小さな端末も 「リンリン」 と鳴り出すのだ。これなら何処にいたって、会社にいるのとほとんど変わらない。
先日手に入れた ノートパソコン が 「875g」。そしてこの端末が「95g」。
僕のオフィス環境はついに 「1kg」 を切ってしまったのだ!
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とはいえ、iPhone を手放すのはあまりにも悲しい。
これが iPhone の不思議な魅力なのだろう。
結局は Xperia と iPhone の二台持ち、ハハハ。
同じような機能の二台を持っていればバッテリー切れの心配が半分になるしね。
P.S.
オフィスのバーチャル化したい経営者の方、わたくしそちらが本業ですのでご相談に乗りますよ。
引っ越しの度にビジネスホンの工事をしたり、交換機のリース組んだりするのはやめましょうね。