サイトアイコン BLOG HARLEY

GoPro Session を MAVIC PRO に乗せてみた。

っかく沖縄に来たのでドローン飛ばしまくりー、とか思っていたのですが、残念ながら外では強風が吹き荒れています。仕方ないので以前から妄想していたことを部屋の中で実現してみました。

それは、「GoPro on MAVIC」。 別名 「勝手に GoPro KARMA」 です。

先週、買ったドローンを飛ばしてみた感想は、「超絶面白い」でしたが、自宅に戻って撮れた映像を見ると、「なんだかありふれててつまらない絵面だな」とも思ってしまいました。スタビライザーが効きすぎて、まるで三脚に載せたカメラで撮った画像の様だったのです。

10万円ちょっとのお金を払って MAVIC PRO さえ買ってくれば、もう誰でも簡単に空撮映像を撮ることが出来るようになりました。実際、既に YouTube は素人の撮った空撮映像で溢れかえってます。ゆっくり飛ばせばプロ並みの映像にも見えちゃいますしね。こうなってくると、いかにしてこの機材を使いこなすかが問題ですが、私がやりたいことは最初から明確です。

  1. カッ飛んでるバイクの走行映像を撮りたい
  2. マグロのナブラの様子を上空から鳥目線で撮りたい
  3. 面白い画を撮りたい

あくまでも趣味でこの機材を買ったのだから、やっぱり面白くなければいけません。
その点、GoPro は色々な撮影アングルに挑戦できるのでとても楽しい。
そもそもドローンを買うに至った理由も、 「GoPro を飛ばしてみたい!」 から始まったのです。
(元は GoPro KARMA を買うつもりでいたのですが、調べていくと DJI MAVIC PRO の方が優れているということが分かったのでこちらにしました)。

そんなわけで、初志貫徹。
本当に GoPro を飛ばしてみることにしました!

最近頻繁に登場する J-B ウェルド は優れもので、簡単にプラスチックパーツを作成できます。
GoPro のマウントを、変な曲面に貼り付けるにはうってつけの道具です。

GoPro 標準のマウントを使用すると、カメラがドローン本体から浮いた形になってしまいますが、コンパクトヘルメットスイベルマウントを使うと、GoPro カメラ本体を ドローンの中心部に低重心で設置することができます。
しかもバッテリーを一つ犠牲にするだけで本体には手を加えなくても済むし、本体のスイッチにも干渉しない。と、言うことなしの取り付けが可能になります。

これで GoPro を飛ばせば、ロードキングのナセルとハンドルが映り込んでる画と同様に、ドローン本体と回るプロペラが見える画が撮れるはず。まるでドローンに乗っかって空を飛んでる気分を味わえることでしょう。

 

とりあえず「ホントに飛ぶのか?」を確かめてみましたが、普通に飛びました。
風の影響も受けたくて、わざと高台で飛ばしてみましたが至極安定していました。
ただ、カメラが干渉しているのか、GPS 感度が著しく下がっていました。
やはり重量増はいろいろとデメリットになると思うので、安全で条件の良い場所限定の遊びになりそうです。


追記

貸し切りの広場を使う機会に恵まれたので、色々と試してみました。
結果から言うと、いろいろと危ない感じだったので、せっかく作ったマウントですが、外して廃棄してしまいました。

少し早めのスピードで飛ばすと、やはり重量オーバーだったのか、少し風が吹いり、ブレーキを掛けたタイミングで一気に高度が落ちていきます。墜落には至らないまでも、滑落って感じで斜めにスライドして落ちていきます。
その都度、落ちた分の高度を上げるのですが、GoPro が MAVIC PRO のアンテナ部に干渉していて GPS が効いていないせいなのか、コントローラーに表示された高度に「落ちた分」は反映されていませんでした。随分と低い場所を飛んでいるのにコントローラーには高度 20メートルと表示が出ています。
さらに機体を持ち上げながら飛ばしていると、実際の高度はせいぜい5メートルにも関わらず、「最高高度に達しました」とか言って上昇しなくなりました。GPS が捕捉できない状態だと MAVIC PRO の最高高度は 30メートルに制限される様です。ということは、機体は30メートル分上昇していたという事でしょう。機体は高度を間違えて認識しているわけです。

バッテリーの減りもかなり早いし、あまり使えない感じだったので、GoPro on MAVIC PRO は廃止。
まあ、もともとネタだからいいんだけど、ちょっと残念。

 

モバイルバージョンを終了