昨年 GoPro を買って以来、少しづつ動画編集を始めたわけですが、最初は GoPro サイトからダウンロードできる Quick デスクトップ を使っていました。
このソフトは結構使いやすくて、簡単に動画が作れるのですが、このアプリで出力したファイルを YouTube にアップロードすると、勝手に広告が入り、その収益が GoPro に渡るというカラクリでした。
これに嫌気した私は、Windows 標準のムービーメーカーを使い始めました。
簡単な切った貼ったはできるし、タイトルも入れられるし、BGM も入れられる。
初心者には必要十分な機能がありましたが、出力できる解像度に制限があるために別ソフトを探すことにしました。
良く分からないながらもレビューサイトを参考にして選んだのが、Movie Studio Premium というもの。
4K の取り扱いができて、概ねの評判も良かったので購入して暫く使っていました。
私は一日中PCを使う仕事をしていますが、ほぼすべてがネット上の処理。
テキストコンソールとか、リモートデスクトップとか、あとはブラウザとエクセルとテキストエディタくらいしか使わないので、PCスペックは不要。いつも適当な余りものを探して使っていました。
そんな環境だったので、動画編集なんてものを始めると、私の非力なPCは、カクカクとぎこちない動きしかしませんでした。これはPCのスペックを上げるしかないんだなぁ。と、諦めモード。
編集がうまくできないので、挙句の果てには動画の解像度を下げて撮影するという暴挙に出ました。
GoPro もドローンも、撮影画素数の設定を HD画質に下げて撮影していたのです。
と、ここで問題発生。
HD画質で撮影しても、YouTube クラスの動画には使えるのですが、写真を切り出すことが出来なかったのです。
おかげで雑誌に使う写真の画素数が足りなくなってしまうという不始末を起こしてしまいました。
これはマズいとばかりに、手持ちのカメラの画素数を最高画質に再設定したのですが、やはり編集しようとすると、読み込みで数十分とか、書き出しで数十分とか平気で掛かります。いい加減イヤになって、ついに新しいPCを購入しました。
とりあえず一番速いCPUに、一番高性能のGPUを積んで、タップリのメモリーを奢りました。
が、しかし。あまり編集が捗りません。
最高レベルのPCで作業をしているのに、プレビュー画面がサクサク動かないのです。
ここでやっと、自分が使っているソフトがダメなんじゃないか?と気が付きました。
で、再び動画ソフトのレビューを漁って、新しいソフトの選定に入ります。
以前同じ作業をしたときは、何が書いてあるのかさっぱり分かりませんでしたが、数か月に渡って動画編集をしてきたので、今度は何が書いてあるのか分かります。
ということで、新しく購入したのがコレ。
Power Director 15 です。
するとどうでしょう!サクサクのサックサクです!
いままで苦労してやっていた作業が、ボタン一つでピピっと決まります。
オレの無駄な時間を返せ、Movie Studio Premium !って感じ。
※ Adobe プレミアが最良なのは分かっていますが、月額料金なのが不満なので使っていません。