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ユピテル YPL524 をしばらく使ってみたけれど。

今まで使っていたナビが5月に壊れてしまったので、新しいナビ、ユピテル524 を購入しました。
暫く使ってみた感想は、「使いにくくて仕方ない」でした。

ユピテルのナビは、地図の見やすさと操作のしやすさが気に入って、2009年から使っています。数年毎に定期的に壊れるのが難点でしたが、買い換える度に地図も更新されるし、処理速度もそれなりに進化していたので、まあ良しとしていました。そもそもデジタルガジェットを10年も使い続けるなんてナンセンスなので、ちょうど良いタイミングで壊れてくれてありがとうって感じでさえありました。

今回も2018年度版の地図が掲載された最新モデルになったので、割りと喜んでいたのです。しかし、残念ながら搭載されているソフトウェアに大幅な変更が施されていて非常に使いづらくなっていました。やはりこうゆう事は実際に実機を触ってみなければ分からないものです。肝心の地図に関しても、道路表記の色や太さが変わってしまっていて、まるで別の地図を見ている様です。

そもそも私はナビを「地図」としてのみ使用しているので、ナビに「ナビゲーション」を任せることはあまりありません。センターコンソールに貼り付けたナビに視線を落としたときに、「現在地を示した地図がそこにある」ということを求めているのです。ご存知の通り私は訳の分からない細い山道に入り込んでいくのが好きなので、標識のない分岐にしょっちゅう出くわすのです。

そうゆう使い方をする場合、地図の表示のされ方は非常に重要です。道路の色や太さが変わってしまっていたら、それが市道なのか県道なのかも分かりません。私の見慣れた地図を返してよ、って感じです。
そしてナビを地図として使用するときに最も多用するのが縮尺変更の操作なのですが、この方法も変更になりました。それもかなり使いづらくなってしまったので相当にストレスが溜まります。

山道を走り終えて、宿へ移動するときには、宿の場所を探すのが面倒なので、時々ナビゲーション機能を使うこともありますが、目的地を設定するための操作体系も完全に変更されていました。操作中に出てくる「はい」「いいえ」のダイアログの、「はい」と「いいえ」の位置が逆になっていたりしますので、完全に設計者が変わったのだと推測されます。それも、「いままでは日本人が設計していたけれど、コスト削減の為に中国委託になった」くらいの変わり様なのです。
目的地までの距離や時間なども、いままでとても見やすかったのですが、視力 1.5 の私でも視認できないくらいの極小フォントに変わってしまったので、いまでは全然見えません。

ユピテルのナビは使いやすかったけれども、定期的に壊れるので、今回は 5年保証を追加購入しておきました。これで暫くは安心だと思っていたのですが、中身が別物になってしまった以上、もうこの機種を使い続ける意味がなくなってしまいました。とても気に入って使っていたシリーズだっただけに非常に残念です。また以前のような使いやすい設計に変わったら戻りますので教えてください。

というわけで、これからオートバックスへ行って、他のポータブルナビを触ってきます。

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オートバックスとイエローハットへ行ってきたので追記

まず Gorilla の方ですが、最新機種の CN-G520D を触ってきました。結果は、まるで数年前の古いプロセッサを使っているかのようなレスポンスの悪さに辟易。地図の縮尺変更ボタンを押してからそれが画面に反映されるまで1~2秒程度のタイムラグがあります。信号待ちのほんの短い時間で地図を見る、という用途にはちょっと無理が有りそうなので却下。それになにこの強気な値段。高すぎでしょ。

次に azur という無名メーカーの PNX-D517 というナビを店頭で発見。8,000円代と格安でしたが、操作レスポンスが極めて良く、地図もゼンリンのもので好感。衝動買いしそうになりましたが、屋外で使用するには輝度が明らかに足りない印象。調整できないかと色々試してみたのですが該当する設定画面に辿り着けず断念。これはちょっと要検討。

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2018年10月追記

結局、スマホのYahooナビを使用することにしました。
圏外の時に少し困るけれど、ダウンロードタイプのナビと併用すれば問題ないでしょ。

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