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さよなら体育の日

産山村ちかくの道端。

関東以東は台風の被害が甚大でした。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。発生当時の 915hpa という数字をみて、「こりゃヤバいな」と沖縄の人たちは思ったに違いありません。何故なら彼らはその数値を見ただけで、その台風の勢いを想像できるから。対して台風免疫のない関東の人たちは、なんじゃそりゃ?という感じだったのは違いありません。何故なら私も沖縄に引っ越すまでは台風なんて関係ないから良く知らない派の人間だったからです。

東京には巨大な地下水路があるので、反乱や浸水被害は起こらないと思っていました。しかし、地方はダメでしたね。完全に想定外の降雨量にやられて氾濫しまくり。いまある堤防だって、過去の氾濫に学び、もう氾濫しない様にと作られたものの筈。それが役に立たなかった。気象が想像を超えてきた。地球が次のフェーズに移行し始めているのかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが浜名湖でキャンプの筈の三連休は、そんな台風19号のせいで流れてしまいました。来年リベンジしようとカレンダーを見たら、来年は10月の三連休が無いことが判明して大ショック。どうやら体育の日は無くなってしまうようです。初日は吹き返しが予想されたので家で大人しくしていましたが、二日目以降は台風一過の快晴が見込まれたのでバイクで出動。

キャンプシーズン真っ只中なのですが、浜名湖でするはずのキャンプが中止になってしまうと、なんだか他でするのもアレだなぁという気持ちになって、バイクも宿も全然違う感じで気分転換。そんな訳で今回は浮気相手と天ケ瀬温泉に一泊旅行することにしました。

本妻と出身国が違う浮気相手は基本的に走りに対する考え方がまったく異なっています。さらに年齢も15歳も若いとなると、あらゆるものが進化しています。いままで出来なかったことが簡単に出来るようになる。いままで出来なかったのはなんだったのか?出発後は風速10メートル以上の風が吹いていましたが、何故かまるで気になりません。走るペースも3割増し以上の速度になったし、下りのヘアピンコーナーとか楽しくなっちゃうし、もう訳が分かりません。いやまあとにかく見た目はともかくとして、とにかくカラダの相性が抜群なんです。

本妻に乗るときはすぐにステップを擦ってしまうので、いかに車体を倒さずに曲がるかがテーマでした。ところがこいつは幾ら倒してもなかなか擦らない。リーンウィズでかなり急なヘアピン曲がっても大丈夫な感じは滅茶苦茶楽しいんですが、ある一定の角度。いつもシャリシャリ言うあの角度がカラダに染み付いてしまっているので、それ以上倒れこむことをカラダが無意識に拒否してしまう。これはリハビリなかなか大変です。まだまだリハビリの最中ですが、走るのが楽しくなってきたのは間違いありません。

よく「大きくて重くて大変でしょう」とパーキングエリアなんかで声を掛けられますが、ハーレー乗りからすると「軽くて軽快」としか思えません。直6の1600ccエンジンのパワーは強大なので、パワーウエイトレシオ的には一般的なスポーツバイクと大して変わらない様な気がします。

今回はカメラ、ソニーRX0IIを使ってみました。あの訳の分からん小さいやつです。小さくて軽いことは正義なのですが、モニターが小さすぎて現場では何撮ってるか良く分かりません。とりあえずたくさん撮っておいて、家でちゃんと撮れてる一枚を選ぶみたいな感じ。これだとやっぱりメインカメラとして使うのは怖いです。手振れなく良く撮れた一枚をみると、1インチセンサーの性能は凄いなあと思うのですが、なんせレンズは小さいので、RX100やGR3なんかに比べると差は付いてしまいます。でもあのサイズでこれだけのモノが撮れるならたまには使ってみても良いかな?

13時間29分で615キロ走破。高速はほとんど使っていないのに平均速度45.7km/hってどれだけ田舎なんだい!って感じで走りを堪能してきました。

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