ついにTCロードキングにW&W キックキットが装着できました!
8.8 の高圧縮に 88キュービックなので上死点から踏み抜くことも私の体重では容易ではありません。
さらに私のロードキングの売りでもある S&S のBキャブレター。
パン、ショベルでも一番始動が難しいとされているキャブです。
個人的にはロングベンチュリーポートの恩恵で低速がめっぽう強く、高速は吹け上がる、個人的に最もハーレーらしい走行感があるキャブだと思います。
でもこいつが今回の一番の難関です。
加速ポンプが無いためにガスを送るには蹴るしかありません。
元来、ジェッティングもシビアでキャブ内の混合気の量を想像しながら空キックの連続です。
クランキング 1, 2回で始動できるであろう混合気の状態を作りイグニッションを ON、そして本気で蹴ります。
アフターファイアーを起こすなら混合気が薄め、バックファイアーなら濃いめ、と理解してまた空キックからやり直します。
私のロードキングは掛かりそうで掛からないときはキックバック(ケッチン)が発生します。点火時期を送らせることによりキックバックは減らせますがエンジンがダルくなるので私は遅らせていません。
ケッチンは逆らわずに受け流します。
これが出来るようになるまでかなりの修行が...。膝とカカト痛い。
ムリを言って寄稿してもらいました。
べたべた君、ありがとう!