精進湖キャンプ、あまりの楽しさに今日は抜け殻状態です。
しっかり写真を撮ってきましたのでMSRハバ初張りのインプレです。
まずこの写真。
見て分かるようにインナーは見事にメッシュです。
これで寒いわけがないのです、寒い時期には...。
でもフライシートを掛ければ風は入ってこないのかな?
との予想の下、最低気温5度と予想されていたにも関わらずこれで行ってきました。
これがフライシートを被せた状態です。
写真では分かりづらいのですが、裾の方が「アーチ」になっていました。
ほぼ同じ形状のダンロップのツーリングテントの裾は「一直線」なので、フライシートの裾は何処で計っても均一に地面から数センチの所にあります。
が、MSRハバは「アーチ」です。アーチの上部は地面からかなり離れています。これはベンチレーターが無い分、風通しを良くするための工夫だと容易に想像できます。
シュラフはモンベルの#4しか持ってきていませんでしたが、保険として風を通さないゴアテックスのシュラフカバーを持って行っていたので小事故で済みましたが、シュラフカバーを持参していなければ惨事になっていたかもしれません...。
かろうじてカラダは大丈夫でしたが、一晩中冬の風が顔の上をヒューヒューと吹きぬけていました。
居住スペースはいつも飲み疲れて寝るだけなのであまり気になりませんでしたが、それでも幅70センチというのは結構狭いです。でも寝るだけなら十分。
寒い時は寝る前にテント内でガスバーナを燃焼させて室内を暖めるという荒業を使っていましたが、今回はやはりメッシュだからか室内が全然温まりませんでした。
結論。
当然ですがメッシュなのは暑さ対策です。フライシートは風通しを良さだけを考えた作りでした。
見かけで判断してください。見ての通りこのテントは夏用ですw。
朝起きるとフライシートの内側は結露していて濡れていたのですが、おまけみたいな付属のペグしか持っていかなかったので、フライシートは徐々に弛んできており、フライシートとインナーがくっついてしまいインナーの上部も濡れていました。メッシュなのでそのまま内側も濡れています。結露がもう少し酷ければ水滴が垂れてきたかもしれません。
前室用のペグとして、ソリステなどを二本持って行った方が良いです。
なお、フライシートの裾はアーチになっているので、雨が降ったら地面から反射した雨の侵入が容易に想像できます。そしてインナーはメッシュですから、大雨だったら大惨事間違いなしだと思います。
実際に大雨の日に試した訳ではありませんので、あくまでも一晩使ってみただけの勝手な推測ですが。
雨、風はしのげません。雨は入って来そうだし、風は吹きぬけて行くでしょうから。
夏用、しかも晴れの日用です、コレ。
星の綺麗な夏の夜なんかに、フライシートを付けずに横になったら星が見えていいでしょうねー。
要は蚊帳ってことだな...。
緻密なレビューの締めくくりの「要は蚊帳ってことだな...。」が、すごいおもしろかったです!