子供のころ、第三京浜の橋の下で捕まえてきたアリジゴクを自宅で飼っていました。
贈答品の煎餅が入っていた平べったい缶に乾いた砂を敷き詰めて、そこに捕まえてきたアリジゴクを解き放つとグルグルと回りながら巣を作るのです。
巣のできた缶の中に、今度はアリやダンゴ虫を放すと、アリはうっかりすり鉢状の巣の縁に足を滑らせてしまいます。
急斜面に慌てて外に出ようとするアリに、アリジゴクは巣の底から砂を飛ばしてすり鉢の底に引きづり下ろし、大きなアゴで捕食するのです。
自分は何もせずに暗闇で待ち伏せし、一歩足を踏み入れたら最後、暗黒の闇に引きづり落として餌にするという、ナントカ詐欺みたいな生き方には共感できないにしても、何故かこのアリジゴクが大好きでした。
そんなアリジゴクの巣を見に行こうと誘われましたので、行って参りました。(嘘です)
朝起きれない私を思ってか、私の家から近く、尚且つ集合時間の遅いツーリングというのを企画していただいたので行ってきました。
九州一週間ですっかり燃え尽きて、燃えカス状態のまま臨んだのですが、さすが関西精鋭チーム。集合場所から走ること5分。山道に入った瞬間にマメにされました。
あぁ.....、ムリ.....。
想像はしていたものの、一瞬で集中力が途切れてしまい、後はまったく気持ちがついて行きません。もう、市中引き回しの刑かと思いました。
それでもアリジゴクを探す旅は楽しく、大満足の一日でした。
べしゃべしゃ君、雨乞い仙人さん、ウィードさん夫妻、くまさん、ありがとうございました!
また次回、宜しくお願いします。
おっ、べしゃべしゃ君のバイク上がってきたんですね。
サドルバッグもきれいになってる。