壱岐の朝です。
朝一番のフェリーに乗らないと中途半端な時間になってしまうので、名残惜しいのですが早朝に撤収です。それにしても夜明け前に起きるなんて久しぶり。冷たい空気と朝靄が気持ちいい。
撤収をしているとゴルフバッグを持ったおっちゃんが周囲に沢山現れました。思い思いの方向を向いてバケツに入れて持ってきたボールを打っています。どうやらここは多目的公園みたいな感じのようです。
唐津に戻ると英彦山経由で熊本へ向かうことにしました。ルートはフェリーの中で考えました。
なるべく国道は走りたくなかったのですが、英彦山のR500はどうしても再訪したかったので挑戦すると、GWにも関わらずガラガラで、ふもとからストレス無くぶっ飛ばすことができました。さすがにこのルートのハイライトと思われる道の駅周辺は、クルマだったら一時間はハマるんだろうなぁというゴールデンウィークらしい混みかたををしていましたが、反対車線をささっと通らせていただき一気にスルー。国道は最低限にして、スッと県道に抜け快走を続けます。
天気も良く、時間も有ったのですが、熊本市内に午後5時前に到着できそうな見込みになってきたので途中から少し先を急ぐことにしました。それはおととしのシルバーウィーク、おととしの年末、去年の夏休みと、三回も挑戦したのに入れなかった熊本の有名店「むつ五郎」に行くためです。開店の午後5時前に店に辿り着けばあっさり入店できるのではないかと考えたのです。
阿蘇をかすめ、熊本市内に裏から回ることにしました。阿蘇からまっすぐ国道で市内に入ろうとすると退屈で混んでいる国道を走らされますが、熊本市街から数キロしか離れていない熊本城の裏側にはみかん畑と快走路が広がっているのです。
それにしてもこの街はバイク乗りには最高の土地ではないでしょうか。また本気で移住を考えてみようかと思うほど魅力的です。
予定通りホテルに到着したのは午後4時半。軽くシャワーを浴びて早速出掛けます。時間は午後5時10分。むつ五郎到着午後5時15分。既に店は満員。待ちは一組。自分は二番目です。イスに座って待つこと40分。3年越し、4度目にしてやっと入店できました!
そもそも馬刺しなんて料理するわけではないので仕入先が一緒なら何処で食べても一緒な訳です。でもあの行列を見てしまうと一度は入ってみたくなるのも仕方ありません。店を出た後で独自に深夜の街角調査(美味しいラーメン店も同時調査)をおこなったところ、熊本の人はスーパーで買った馬刺しを食べるのでわざわざ専門店には行かないそうです。
そういえば去年熊本から阿蘇に行く途中に通りがかりのジャスコに寄って、テナントの馬肉店からクール宅急便で自宅に送った馬刺し。あれ美味かったなぁ。
結論。熊本の馬刺しはどの店で食っても美味いし、スーパーで買って食っても美味い。だから別に並ぶ必要なし。
この後、前途の街角調査に基づいて深夜に美味しいラーメン店にも訪れた筈なのですが、こちらはほぼ記憶がありません。
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