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☆キャブ交換 HSR42篇

念願であったV&H Oval(ローンキング家、通称:新巻鮭)を導入するにあたり、独立管にするか、キャブ交換で対応するかを悩んでいました。
いずれはキャブをHSR42・エアクリをS&Sに変えたいと思っていたので、この際だからHSR42に交換する事にしました。
しかし、「HSRはボルトオン、簡単交換」と、よく書いてあるが、「本当?素人でも大丈夫?失敗したら走らないでしょ??」
そんな矢先、べたべたさんからHSR42を譲っていただけるお話を頂いたため、”メカニックべたべたさん” に設置までお願いする事にしました。
今回は自分で取り付けを希望している方の為、素人からの目線で解説します。(作業は全てべたべたさん。私は見学のみです…。)

取り付け作業
1. ノーマルキャブの取り外し。
これは、アクセルワイヤー2本、チョーク・センサー、ガソリンチューブを取り外し、キャブを引っ張ることで完了。
この時、ガソリンチューブの取り外しにとても力が要る事と、キャブに残ったガソリンの処理を考えれば大丈夫だと思います。
2. HSR42取り付け。
CVで外したケーブルをHSRに同様に取り付けて行けば良いのですが、ノーマルのガソリンチューブのストッパーは強く締め付けてあるので、再利用はほぼ無理だと思います。水道管ストッパー?(ホースの口を締め付けるもの)を新たに準備したほうがベストです。(今回はべたべたさんのストックをいただき対応)
それ以外は「チョークを元から外さないと作業しづらい」「順序を考えて取り付けないと作業がしづらい」など、素人ではちょっと途中で挫折してしまいそうな感じに思いました。しかし、特に特殊な工具は使っていない様でしたので、根気と勇気と面倒と感じない心があれば素人でも出来ると思います。
3. 燃調。
最後の燃料調整はコツが要る様に感じましたが、ミクスチャーを何回かいじれば、おのずと合ったセッティングに出来ると思います。
(黒煙なら薄く、白煙なら濃くなどよく言われる通りで良いと思います)
交換後
スロットルの反応が明らかに早くなります。アクセルを開いた分だけ加速していきます。
感覚的にはターボ車に乗っている感じでした。
それ以外はマフラーの音が若干凶暴になり、振動もノーマルより増えます。
この辺は鈍感ブラザース(末弟)でも体感できたので、他の方が交換したら、劇的な変化に感じると思います。
結果、私にはとても楽しい変化で、アクセルの開け閉めにしっかり付いてくる、乗っていてついついアクセルを余分に開けてみたくなるキャブでした。
もちろん燃費は若干悪くなりましたが…。
なお、本来の目的であるアフターファイアの解消は実現されず、この後、独立管を装着しました。

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