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1NIGHT 本州最南端でアワビを食べる。

本州最南端。潮岬望楼の芝生キャンプ場へ到着です。
見渡す限りの芝生。しかも無料です。
この何処へテントを張っても良いのでしょうが、まだ暑いので木陰を探します。
秋が深くなった頃にまたやってきたいものです。

さて、本日のメインは途中で調達した生きてるアワビです!
生簀から生きのいいやつを三匹ほど連れてきました。
一匹は生でお刺身。残りは一人一匹づつ踊り焼きです。

こんなことをするのは初めてなので火加減も味付けも分かりません。
ガスコンロにロースターをセットして、おもむろにアワビを載せて火を付けます。
固唾を飲んで見守ると、あわびが動き出しました。
熱いんでしょうねぇ。悶え苦しんでおります。
そしてそのまま見守ること数分。
くるーん!
ついに!ついに回りました!噂どおりの回転っぷりです。
何の前触れもなく、すごい勢いでくるーん!と回ります。
二度、三度と回ると、下から泡と湯気が出てきていい香りが漂ってきました。
そろそろ食べごろ?という所で火から下ろして、身と貝の間にナイフを入れて身を外します。
うわおぉー。なにこれ!うまそー。
さすがにこのままでは大きいので、まずはナイフで半分にします。
縦長に真っ二つです。
そしてそのデッカイかたまりを「パクッ!」と口に運びます!
うーん、悶絶の旨さです。
あぁ、これこれ。
これがやりたかったのよねぇ。
なんて思いながらまた、パクッ! パクッ!とアワビを手掴みのまま食べます。
結局、味付けなんて必要ありませんでした。
さすがはアワビです。そのままで十分すぎる旨さでした。


100グラム1300円でした。果たして安いのか高いのか?
すっかり病みつきになってしまったので、またやります。

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