「走行距離4万キロの中古のロードキングを買うに当たって、ギアカム化はした方がいい?」
と、電話が来ました。
構造的な問題を抱えたツインカムモデルのシューが減っていく問題が顕著化したのは、当時の車両が5万キロを超えてくる頃。すなわち2006年~2008年辺りだろうか。
私のロードキングも走行距離6万キロで、写真の様な有様になった。
だから、古い年式で、高走行距離のツインカム車両は要注意なことは確かだ。
それならばいったいどのくらいの距離を走ったら危ないの? と、当然の疑問が生じるわけだが、実際にはシューの減り具合と走行距離は比例関係にはないらしい。
私の超個人的な意見としては、「異音がしてからでも遅くはない」。 のではないかと思う。
但し、注意深く音を聞いて僅かな異変を感じ取ることができれば、の話。
実際、自分の車両がこの状態になるまでには、前兆段階の「サーサー」を始めとして、「しゅーしゅー」「ジャージャー」「カラカラ」と、段階を踏むに従って色んな異音が発生していた。
まあ、百聞は一見に如かず。
「とりあえず大阪チョッパーズ」のホームページから写真を借りてきて、走行距離順にシューの減り具合を並べてみたので見てみましょう。
ざっと検索しただけでこれだけの写真が出てくるのはさすが。
関西一円はもちろん、日本中から車両が運び込まれるカスタムショップのことだけはあります。
ということで、詳細はこちらでご確認ください。