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TC ギヤカム化 – 走行距離とシューの減り具合を検証する。

「走行距離4万キロの中古のロードキングを買うに当たって、ギアカム化はした方がいい?」
と、電話が来ました。

構造的な問題を抱えたツインカムモデルのシューが減っていく問題が顕著化したのは、当時の車両が5万キロを超えてくる頃。すなわち2006年~2008年辺りだろうか。
私のロードキングも走行距離6万キロで、写真の様な有様になった。
だから、古い年式で、高走行距離のツインカム車両は要注意なことは確かだ。
それならばいったいどのくらいの距離を走ったら危ないの? と、当然の疑問が生じるわけだが、実際にはシューの減り具合と走行距離は比例関係にはないらしい。

私の超個人的な意見としては、「異音がしてからでも遅くはない」。 のではないかと思う。
但し、注意深く音を聞いて僅かな異変を感じ取ることができれば、の話。
実際、自分の車両がこの状態になるまでには、前兆段階の「サーサー」を始めとして、「しゅーしゅー」「ジャージャー」「カラカラ」と、段階を踏むに従って色んな異音が発生していた。

まあ、百聞は一見に如かず。
とりあえず大阪チョッパーズ」のホームページから写真を借りてきて、走行距離順にシューの減り具合を並べてみたので見てみましょう。

走行距離16,000km
 

最終キャブモデル、走行距離27,000km
 

走行距離約3万キロ
 

’05走行距離3万キロちょい
 

走行距離3万チョイ
 

走行32,000km
 

走行距離38,000km
 

走行距離38,800km
 

走行距離40,000km
 

走行距離4万キロちょい
 

走行距離42,000km
 

02モデル走行距離 43,000km
 

走行距離44,000km
 

05モデル、走行距離44,000km

走行距離45,000km
 

走行距離49,000km

走行距離6万キロ
 

03モデル、走行距離6万キロ

走行距離7万キロ
 

08モデル油圧式

ざっと検索しただけでこれだけの写真が出てくるのはさすが。
関西一円はもちろん、日本中から車両が運び込まれるカスタムショップのことだけはあります。

ということで、詳細はこちらでご確認ください。

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