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洗たくマグちゃん

これを洗濯物と一緒に入れると洗剤がいらないという怪しい商品。
最初は「何じゃそりゃ?」と訝しんでいましたが、下の説明を読んだら興味が沸きました。
アルカリイオン水に洗浄効果があるのは分かるけれど、そもそも常温の水道水とマグネシウムって反応するの?

そんなわけで、この「洗たくマグちゃん」とやらを使って、洗剤抜きで洗濯する日々が始まりました。一週間ほど試してみた結果は「全然問題なし」でした。クンクン匂い嗅いでみても無臭。汚れも特になし。でもさ、そもそも普通の洗濯物ってそんなに汚れてないでしょう?というのが私の自論。

自分の場合は朝晩シャワーを浴びるので、下着の着用時間は大雑把に一枚当たり12時間。枕カバーの使用時間は一晩で約8時間。一回交換さぼったとしても16時間しか使っていない。バスタオルは 1、2回使ったら洗濯するけど、稼働時間で考えたら多分 5分くらい?。しかも風呂上がりのカラダはそもそも汚れてないので水分拭き取るだけじゃん。あとは靴下だけど、自分の場合はすぐ脱いじゃうから稼働時間短いのよね。オフィスとかお座敷とかではこっそり脱いでるし。

この「洗たくマグちゃん」だけで洗濯する日々がしばらく続いたある日、乾いた洗濯物を顔を埋めて思いっきり息を吸う。すると、「あれ?これ洗ったの?」って感じになっていた。さすがにそろそろダメだったか。そこでちょっとだけ洗剤を入れてみると今度は超スッキリ。やはり洗剤の効果は偉大なり。

ちなみに、気まぐれにアマゾンで買ったPHメーターで自宅の水道水を計ってみたら 7.6 くらいの数値が出た。沖縄の水って最初からアルカリ性なんだね。そういえば髪の毛がパサパサするのはこのせいなんだっけ。ちなみに洗濯途中でもPHを計ってみたけれど、別に対して変わっていない。やっぱりこの商品は眉唾モノなのかな?

結局この「洗たくマグちゃん」の効果があるのか無いのかは良く分からなかったけれども、そんなことをしていたら、毎日の洗濯で使う洗剤の量が極端に減った。毎日、洗いあがった洗濯物の匂いを嗅ぎながら試行錯誤を続けて、最近では洗剤の量をギリギリまで減らすことに成功した。具体的には透明のキャップに2ミリ~3ミリくらい入れるだけ。

洗濯は「洗剤を既定量入れてしなくてはならない」という常識は、長年に渡って見せ続けられてきた洗剤の CM による刷り込みなのだ。洗われていたのは洗濯物ではなくて脳の方だったということか。
こうゆう視点で物事を考えることが出来ると、テレビ CM が国民に及ぼす影響の甚大さは計り知れない。髪はシャンプー、カラダはボディソープ、歯は歯磨き粉で洗いましょう。風邪をひいたら風邪薬、汗をかいたらスポーツドリンク。ビタミンや食物繊維を摂りましょう。書き出せばキリがない。

まあ何事においても、他人の意見に惑わされることなく、自分のアタマでよく考えて行動しましょうというハナシでした。

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