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BMW K1600B が納車になったのでツーリングへ行ってきた。

数回の試乗を経て購入した BMW K1600B が、先週日曜日に納車になりました。ディーラーで車両を受け取るとそのままガレージへ行ってマフラー交換。そしてナンバープレートを直して、エンブレムのブルーを塗り潰して、USB電源を装備して、やっと走れるようになったので、宮崎までツーリングへ行ってきました。

ガレージを出るとまずは高速へ。とりあえず80キロ巡行で走る。風が当たらなくてとっても楽なんだけど、手に汗握る。いや、文字通り手から汗が出てくるの。緊張してるんだよね。操作や運転自体は簡単なんだけど、まだカラダが慣れてないせい。まだ自分のモノになってない感じは、きっと時間が解決してくれるはず。

日田で高速を降りると快走一般道へ。制限速度プラスアルファの、アルファの部分がどうして大きくなってしまう。常に後ろに気を付けないとヤバい。そしてクネクネした県道に入ってみる。モードをロードからダイナミックへ変更すると、途端に音が変わる。前半は少しぎくしゃくしながらも、次第にカラダが慣れてくると気持ち良く走れるようになってきた。そして快音を発するレムスマフラーの咆哮は最高。この音の為だけにこのバイクを買った訳だけれども、十分にその価値はある。

阿蘇の裏道から椎葉村へ抜けて、宮崎の川沿いのワインディングを疾走する。コーナー手前でシフトギアを押し下げると、勝手にオートシフターが作動してギアが落ちるんだけど、この時の音と感じが超絶気持ちいい。シフトアップも同様で、まるで F1 の中継を見ている時に聞こえてくるオートマチックなシフトアップの音がする。

これはクルマですか?
はい、これはクルマです。でも、バイクにもなります。

ハーレーに乗っていると高速道路の移動や長距離の移動が億劫になることがあって、クルマでバイクを運んで行って、楽しい道だけバイクで走りたいと思うことがあるけれど、このバイクはそれをやってくれる。移動の時には振動もなく音もせず、快適にクルマの様に走る。しかし一たび山道に入ってアクセルを開くと、獰猛な図太い音が咆哮する。そしてクロス気味に組まれたミッションと、1600ccの排気量を誇るエンジントルクに依って得られる物凄い加速を抑え込むに必要十分なブレーキシステム。その気になればリッタークラスのSSくらいならカモれるかもしれない動力性能。なんの不安もなくコーナーへ進入できる絶大な安心感が得られるこのバイクは、安心安全にジェットコースター気分を味わえる夢の乗り物なのかもしれない。

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