それは2010年10月16日のこと。
キャンプがしたくて仕方なかった。
VIBES から戻ってきたばかりだけれど、それは関係ない。
キャンプとミーティングはまったくの別物だ。
いや、ミーティングに行くとキャンプに行きたい病は重症化する傾向さえある。
というわけで、木曜日の夜あたりから探し始めて目星を付けたキャンプ場の中から、これから寒くなる事を考えて一番北の場所を目指すことにした。
出発が遅くなったので、少し高速を使ってワープ。
快適な田舎道と海岸線を舐めて、目的地到着。
今回の目的地は気比の浜。
事前のリサーチ通り、広い。そして誰もいない。
ここは第6回のVIBES会場だったらしい。
海辺のキャンプ場はシーズンオフに限る!
今回のもう一つの目的は、新しく買ったミニタープの試し張り。
二本のポールを使うタープ。
普通に張ってしまうとテントの真上に屋根みたいになるのが必然。
これをどうにかしてオフセットできないかをずっと脳内でシミュレーションしていた。
タープを張りたいのはテントの上ではなくて、前だ!
しかしテントがあるので、ポールの位置は限定される。
そこでテント側のポールからタープまでを張り綱で引いたらどうだろう?という結論に達した。
脳内妄想ではうまく行きそうだったが、これを実地テストしてみたかったのだ。
結果は見ての通り。
まだ改善の余地は残っているが、初回にしては大成功。
誰もいない。広い。静か。海。いい天気。
もう大満足である。
しかも5分走れば、かの城崎温泉。
たくさんの外湯もある。
浴衣姿の観光客のなか、ドドドドドッと失礼してバイクを走らせ、
汗を流してさっぱりしたら、一人宴会の開始である。
静かな夜は更けていく...。
そして意外な結末へと、続く。
はじめまして!
奈良のしんのすと申します。
3週間ほど前にひょんなことからBHさんに行き着きまして、それから怒涛の7年間を3週間かけて読ませていただきました。
本当にいろいろな経験をされており、非常にわかりやすい文章で今ではBHの皆さんのことを昔からの知りあいみたいに感じています(笑)
ikeuraさんは何やらお怪我をされた様で心配ですが、どうぞご自愛くださいませ。
そんな私は、ローキンはおろか大型二輪の免許も持っていない若輩者でございますが、今一生懸命通っております。(やっと二段階です)
小さい頃からあこがれていたローキンに跨るべく、33歳になり次女が産まれた2ヶ月後に嫁さんを説得して今に至ります。
理解ある嫁はんに感謝し、免許を取得してローキンゲットの暁には是非BH物語の仲間に私もいれてください!!
よろしくお願いしまーす。