そして翌日。
連絡網が回ったらしく、大阪チョッパーズ、角川さんが駆け付けてくれました。
バイクの引き上げはもちろん、放置されたテントやらタープやらも片付けていただきました。
そしてこれらの写真もしっかり撮っていただきました。
ありがとうございます。
そして両手が使えないけれど、顔も真っ黒焦げだけれど、首から下は至って問題ないので退院できることになりました。
そして、一週間眠り続けました。
カラダが完全に修復モードになっていたのか、とにかくひたすら眠かった。実際、よく眠りました。
24時間のうち、食事をしてトイレに行って、残り20時間は睡眠です。
顔は上を向いたまま、てのひらも上に向けたまま。
そして二週間は寝たきりを覚悟していましたが、一週間で復活しました。
毎日、顔と手の写真を撮りました。
最初から通しで見てみましたが、三倍速かと思うほどの回復スピードでした。
実際の写真はグロいので掲載できません。
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前回、救急車に乗せられてICUに入った時は、スキーで頸の骨を折りました。
広いゲレンデで子供が横から飛び出してきてコースを塞がれ、片足でなんとか抜けられる15センチの隙間を見つけて、そこに板を通したら信じられない大きさの氷塊がそこに転がっていたのです。
奇跡的に全快しましたが、耐性がなくなっているので、次に転んだ時は半身不随になる可能性があるそうです。
だからバイクに乗る時は、1%のリスクも取りません。
事故が起きる時は不幸な偶然がいくつも重なるものです。
例えばブラインドカーブでは、車線をまたいで対向車が出て来ても絶対に止まれるスピードまで落とします。クルマが飛び出してくる確率は低いけれど、事故なんてそんな「まさか」が重なった時にしか起きないものです。(そもそもトラウマで、この先に何か落ちてるんじゃないか?とか思ってしまうこと多々なので、勝手にスピード落ちていくんですが...)
昔は「ここでクルマが出て来たら死ぬな」なんて思いながら走る事もあったけれど、
今は「ここでクルマが来ても大丈夫な様に」としか考えません。
そんなタラタラした走り方をしても大しておもしろくはないけれど、もう後はないので仕方ありません。
そんな風に、十分すぎるほど用心して慎重な運転をしていたにも関わらず、またICUです。
運転には気をつけていましたが、まさかキャンプで燃えるとは....。
今年、厄年でした。
実は厄払いに行きませんでした。
厄年なんて!そんな驕りがありました。
厄払いに行かないと、身近な人に悪いことが起きるんだと諭されました。
本当に本当に身近な人に来ました。
反省しました。
そしたら自分に来ました。
これからはもう少し真摯な姿勢で、日々を生きたいと思います。
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メール、コメント、メッセージ、お電話をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
回復が早いということで安心いたしました。
ご近所なのでお見舞いとも考えたのですが状況が分からなかったので控えておりました。
近いうちにお元気な姿を見れそうで何よりです。
もし厄払いに行かれるんでしたら関西では門戸厄神ですよ。
日本三大厄神の一つとか。