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どんなに調べても「スーパーカブ110」用のハンドルKITは販売されていなかった。
しかし、こちとらハーレー乗り。ならばワンオフで作ればいいだけのこと。
カブのハンドルぶった切ってトップブリッジ溶接してやる。そうハラを括りました。
ただ、ちょっと気になったのは前からボルトが通っているあの変なジョイント。
合理化の進む最近のホンダなら、新型車のパーツは共通化されているはずだから、もしもスーパーカブ110 のハンドルステムが他車種と共通で使われているなら、別の車種のトップブリッジが使えるかもしれない。ボルト一本でハンドルがスポッと抜けるのが今どきのホンダ流なのであれば可能性はある。
スーパーカブ110のハンドルステムの型番から逆引きして、同じパーツを使っている車種さえ見つかればあとは簡単だ。それならばとオキナワでの総本山、Honda DREAM 沖縄へ行ってきました。
若いサービスフロントの人にそんな話をするとシステム的に逆引き検索は出来ないと言う。しかしそんな無理難題にも関わらず好意的に相談に乗ってくれた。そして、「それなら○○さんなら分かるかも」と言って奥からベテランの方を呼んできてくれました。
「ん?どうした?どうした?」的な感じでは出てきてくれたその方は、至極イレギュラーな質問にも関わらずとても親身になって相談に乗ってくれました。それには××がいけるんじゃないかとか、この形が△△に似てるなあとか、さすがのベテラン発言を連発。あっという間になんとなく結論を出して「それじゃ!」と言ってまた奥へ戻っていきました。
最終的にこれならいけるかも?というパーツを一つオーダーして帰る事になったのでサービスフロントの人に伝票を作ってもらっていると、「今の人、分かります?CMに出てた人なんですよ。でも内地の人だとあのCMは知らないかなぁ。」と、言うではないか。
「知ってる。知ってる!知ってる!知ってる!!ひゃ、ヒャクジュウの王でしょ???」
もう大興奮である。なんだかずいぶんと親しみを感じる人だなぁと思っていたけれどそうゆうことか。だったら記念撮影してもらえば良かったなー。ちなみに女性の方もホンダの社員の方だそうです。
既出ですが再掲載。たった15秒なので見てください。
ガルル、ガルルー、ガル、ガル、ガルー!