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ホンダドリーム沖縄から着信。
「頼まれていたパーツが入荷しました。」
形状的には使えそうな感じだった。販売された時期も近接しているから見込みある。だけど細かいところで合わなければそれで終わり。
適合可否までは調べられないと言われたけれど、「使えなくても文句は言わない」と言ってオーダーしてきたパーツ。単なる半々の賭けだ。
そして届いたパーツがこれ。なんだこれ?
スーパーカブ110 のサービスマニュアルを再び開く。
ハンドルのジョイント部分を凝視するも、このパーツが使えるのか全く分からない。
まあいい、どうせここまでは机上の空論である。
実践主義の私は、行動して失敗してもほとんどダメージを受けない。
借りたまま放置してあったガレージに、工具を積んでカブで走る。
電動ドライバーでネジを6本とボルトを2本緩めると、あっけなくレッグシールドとフロントカバーが外れた。そしてサービスマニュアルで何度も見たハンドルのジョイント部分とご対面。固いボルトを力づくで外し、ケーブルを引っ張り伸ばして無理やりハンドルを引っこ抜く。まるで首折りだ。
そして試してみた結果は以下の通り。
これはPCX用のトップブリッジ。これでスーパーカブ110 のバーハンドル化が可能です。
キッチリ人柱になりました。
型番 53110-KWN-670 。価格は沖縄価格で8,316円也。