Lavie Z がやって来た。

数週間前のある日。
私が管理しているサーバに突如としてログインできなくなってしまった。
とても重要なサーバなので、パスワードは16桁にしてあった。
ほとんど毎日使っているパスワードなので指が勝手に動く。
しかし、何度入力し直してもログインできない。
試しに別のサーバへログインを試みるもやはりログインできない。
「まさかCapsLock?」
自らにケアレスミスの嫌疑を掛けてみたって、この業界で食っている私がそんなミスをする筈もない。
数十台あるサーバに次々とログインを試みるも、すべて蹴られる。
嫌な冷や汗が出た。
Unix系がダメならばと、Windows系のサーバへのログインを試みるがこちらもダメ。
強固なセキュリティで守られている筈なのにこんな事ってあるのだろうか。
この状況は自らが管理しているサーバの管理権限をすべて乗っ取られてしまったとしか思えない…。
心臓の鼓動が一気に早くなり、手が震え出してきた。
結局この事案。私が使っているPCのシフトキーが壊れただけだった。
aBcD というパスワードだったとすると、シフトキーが壊れていたので abcd になってしまっていた訳だ。
パスワードは入力しても **** としか出ないので気が付くまでに10分以上も掛かってしまった。
そんな訳で新しいノートパソコンを購入した。
本当は ThinkPad X1 Carbon が欲しかったのだが、いつ発売になるのか分からないので、NEC の Lavie Z を購入した。このノートは875グラムという、とんでもない軽さなのだ。
そしてそれが本日到着した。
そして感想。
これはヤバい。とにかく軽い、カルカルである。
分かりやすく言うと、皆さんの家には必ずと言っていいほど「VIRGIN HARLEY」という雑誌が置いてある筈だが（なければ買ってね♪ ）、サイズも重さもそれとまったく同じなのだ。

私の家には初代 iPad があるのだが、Lavie Z の方が大きいにも関わらず軽い気がする。
出先でPC対応に迫られた時に備えて、カバンの中にはいつも VAIO Type P を入れてあるのだが、やはり Lavie Z の方が軽い気がする。
もうこの2台はヤフオクに出してしまおう。

雑誌を持ってトイレに行く感覚で、このノートなら何処へでも持って行ける。
まさにウルトラブックだ。