福岡 大濠公園近くにある、あべこーひー。
その名の通り、コーヒー豆のお店。
4月に引っ越しをして以来、コーヒー豆はここで買っている。
店に入ると人好きのする店主が問答無用でカップにコーヒーを注いでくれる。
初めて訪れた時もそうだった。
いらっしゃいませー、と同時に一杯のコーヒーが差し出されるのである。
少し面食らいながらそのコーヒーを啜ると、これが美味いのなんのって。
その辺の喫茶店で出されるコーヒーなんか足元にも及ばない、おいしいコーヒーが出てくるのだ。
そしてそのコーヒーを飲みながら、(僕はコーヒーの銘柄なんて良く分からないから)店主に聞かれたことを素直に答えていくと(いつ飲むのか、どのくらいの頻度で飲むのか、どうゆうときに飲むのか、など)、それならこれがお勧めですよ、と最適解と思われるコーヒーが出てくる不思議。
さらに特筆すべきは、「うちの豆は美味しいので、ぐつぐつと煮立ったお湯を一気に注いでください」という斬新なレクチャー。
豆を蒸らしてから、少し冷ましたお湯を少しづつ注いで粉を膨らませて… という淹れ方は、”豆の美味しい部分だけを出す” 淹れ方だけれども、結果的に出さない部分を作るので味が薄くなり使う豆の量が増える。対して挽目を細かくして高温で淹れると、”良い部分も悪い部分も同時に出す” 淹れ方に変わり、「うちの豆なら甘みや滑らかさや香りが一際引き立った美味しいコーヒーができる」のだと胸を張る。
それこそ中学生の頃からドリップはやっているので、美味いコーヒーの淹れ方には自信があったのだが、そんなテクニックなどお構いなしの淹れ方を、翌日から半信半疑で試してみる。沸騰したままのお湯をドリッパーに一気に注ぐ。「蒸らしとか不要です。噴火しようが何しようがお構いなしで大丈夫です。一気に淹れたらお湯が落ち切るのを待つだけです」という言葉を信じてやってみる。確かにコーヒーを淹れる朝の時間が大幅に短縮されて、これでいいならかなり助かる訳だけれども…。って、いや、ホントに美味いし。
もう他のコーヒーなんて飲めません。
そんなわけで、これでもう何度目の来店だろう。
コーヒーメーカーで淹れただけ、という店頭で出される超絶美味いコーヒー飲みたさに、足繁く豆を買いに通う日々なのです。
通販もしているらしいので、検索してみてね。
欲しい方は連絡くれれば、美味しそうなところを買って送りますよ。
以降、購入した豆はタグにて記録。
めっちゃ斬新な淹れ方ですねー!びっくり!
ちょっと興味あります(ミル持ってないけど)
ikeuraさんはいつも豆で買って、挽いてドリップですか?
実店舗に行ってみたい~!
そうなんです!
いままで常識だと思っていたことを簡単に覆されて、いままで培ってきたコーヒーを美味しく淹れる技は何だったのか?と、驚くばかりです。
習慣となった朝の儀式なので、自分の場合は手動のミルで毎朝ギコギコ挽いていますが、お店側としては「家で訳の分からない挽き方をされるより、粉にして持って行って貰った方がいいな」という意図を感じます。
福岡出張の際は、是非立ち寄ってみてください。
えー!
「粉にして持ってってもらったほうがいいな~」ってのもびっくりです。
酸化したりするから、豆のままのほうが良い!と言われるのかと思ってましたが。
福岡出張は絶対にないので、ちとネットショップをチェックしてみますっ