この人の「朝が来る」は結構良かったので、違う作品を読んでみた。
どうやらこれで直木賞らしい。
長いのを期待していたら短編集だった。
どれも暗い田舎のリアルな感じで笑顔を忘れそうな作品。
いったいこうゆうのを読んで、人は何を楽しむのだろうか。
どんどん気持ちが落ち込みながらも終わりの方まで読み進むと章が終わり、最後にもう一編あるのかと思ったら、著者と林真理子との対談になっててガッカリした。
ちなみに私はあまり誰かを評価したり批判したり嫌いになったりしないけれど、芸能人と作家と飲食店と自分で購入した商品に関しては、評価したり批判したり好き嫌いを言っても構わないと思っている。
なぜならそれらは評価されたり批判されたり好き嫌いを得ることを前提として世に出されている類の商品だから。
いままでまったく関わりを持とうとしなかった本を突然に読み始めて、面白い本を探すというのはやっぱり難しいニャー。
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