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新しいエアマット、NEMO TENSOR を買ったのだけど…

先日のキャンプで何故かカラダが痛くなってしまったので、新しいエアマットを買ってみました。

軽量コンパクトを目指す私がいままでエアマットを使わなかった理由はひとつ。旅先で破れたら終わりだから。これは実に合理的な判断であると確信して、いままでずっと絶対に壊れないパタパタマットを使ってきたのです。
しかしここで重要なことに気が付きました。パタパタマットのオプションとしてならエアマットを持っていても良いのではないか?つまりメインはあくまでもパタパタマットで、快適性を付加する為にエアマットも持って行く。これなら使わなくても良いし、破れても問題ない。

さて、私がずっとパタパタマットを使い続けている理由はもう一つある。それは撤収の簡単さ。以前にも書いたことがあるけれど、インフレータブルマットから空気を抜いて小さく折りたたむ、あの作業が辛すぎる。手の握力が奪われていくあの苦行を避けるために膨らます系のマットはすべて手放したのです。

逆に言えば、一瞬で空気が抜けて簡単に折りたためる製品があればそれは入手に値するということ。で、調べてみたら、あった。

ひとつめは、NEMO TENSOR 価格18,900円也(本国価格は$129.95)。

設営時は空気を入れて膨らます作業が必要となるが、一分以内で終わるのならば許容範囲内である。早速膨らまして寝ころんでみると、まずまずの寝心地でイイ感じ。肝心の撤収時のエア抜きも、バルブを外した瞬間に「バフっ」と音がして空気が一気に抜ける。するとただのペラペラの生地だけになるので撤収は至極簡単。ただ少し気になるのがレギュラーサイズしかラインナップされていないこと。マットの高さがある分、落っこちやすいのが気になるポイント。ラージがあれば完璧なのだが(後で調べてみたら国内で販売されていないだけで、本国のラインナップにはラージサイズがあった)。

そしてこのマットを買った直後にアマゾンで適当に選んだ 3,680円のマットも手に入れてみた。レビューを読んだらこちらも簡単に空気が抜けるということなので、ラージサイズに釣られて買ってみたのだ。まあすぐに使えなくなったとしても惜しい金額ではないしね。

二つを比べてみるともう完全に安物マットの圧勝だった。寝心地は確かにニーモの方が良いのだが、寝ころんでしまうとそのクッション性は大差なく、より広い方が快適なのだ。膨らます手間も撤収する手間もほとんど同じで、重さもサイズも気にならない。あとは耐久性が問題だ。結構簡単に破れてしまいそうだし、バルブの造りもニーモに比べると安物感が滲み出ている。まあ、パタパタマットがメインで、いつ壊れても良いと考えれば、これはこれで十分にアリ。ということで、ぶっ壊れるまで暫くこの緑の安物マットを使ってみることにする。

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追記、使ってきた!
結論から言うと超絶快適だった。いままでのパタパタマットは一体何だったのか。よくこんなところで寝ていられたなオレはと呆れてしまった。やはり寝返りを打っても落っこちない広さはいいね。少し贅沢を言うと、長時間使っているとポコポコとした形状が気にならないでもない。で、NEMO のラージサイズだったらどんなに快適だろうと思い至るのだった。

続く

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