セームタオルのススメ

今年始めに我が家ではコットンのタオルが絶滅しました。バスタオル、フェイスタオルはすべてセームタオルに刷新されたのです。毎日使うバスタオルを洗濯する手間がなくなると、家事は相当に楽になります。

セームタオルは吸水性に優れていて、アタマなんかをコレで拭くと、水分をグングン吸い取ってくれるので、髪の毛はあっという間に乾きます。そして濡れたタオルは絞れば一瞬で元の状態に戻るのです。絞ればリセットできるということは、何度でも使えるということ。そもそも乾かす必要がないのです。元々は水泳用ですが、私はダイビング用として使い始めました。使っては絞り、使っては絞りを繰り返せるので、一日に何度か潜るダイビングには最適なのです。

あまりの使い勝手の良さに、このセームタオルを自宅でも使うようになりました。だって、普通のタオルでカラダを拭くより速いんだもの。というわけで、家のバスタオルは自然と出番がなくなりました。

何度でも繰り返し使えるのだけど、一応、一日か二日使ったら洗濯する様にしています。洗濯後は干す必要はなく、畳んでその辺に置いておけば乾いてカチカチになっています。使うときには水で濡らしてから絞ればオーケー。洗車用のセーム革と同じ要領ですね。

タオルの話をなんでここでするのかといえば、これってツーリングとかキャンプなんかにも適しているから。だって濡れても絞ればリセットされるし、乾かす必要がないのだから、立ち寄り湯なんかで使うのにちょうど良い。このタオル一枚あれば、数日の旅程はすべてカバーできるのです。そして布の手ぬぐいとかタオルなんかよりずっと快適。

試したがりの私はいつもの様にミズノ、スピード、アリーナなどメジャーなスイムタオルを全部試してみました。で、一番使い勝手が良かったのがミズノ。サイズと厚みが数種類あるのですが、使いやすいのは上の写真のコレとコレ。小さい方は大きい方の半分のサイズで厚みが二倍。大きい方は小さい方の倍のサイズで厚みが半分。要するに質量（＝吸水量）は同じということ。髪の毛が多い人は大きい方を、髪の毛が短い人は小さい方がお薦めです。体重が100キロある様な巨漢の人には、大きくて厚みのあるコチラがお薦め。

まあ暫くは泊りのツーリングとかキャンプとか行きづらい感じだけど、気になる人はとりあえずポチッとやって自宅で試してみてください。

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