明石焼き、巡り。

11月3日文化の日。祝日。
大阪は、門真市でホテルをチェックアウト。
午前10時に完全にフリーになりましたが、特に行きたいところが思い浮かびません。
東京で空き時間が出来ても行きたいところが思いつかないのと同じ、あの感覚。
都会より自然の方に魅力を感じてしまう様になったんですねー。

特に今日はツーリング日和の快晴で、バイクに乗りたくなるなるって感じ。
急いで帰ってロードキングを引っ張り出そうかな、とか思いながら（飛行機のチケットが取れなかったので）とりあえず新大阪へ向かうことにします。

チェックアウトの時間ギリギリまで寝ていてホテルの朝食を食べ損ねたので、電車の中で明石焼きのお店を検索。すると大阪駅の近く、阪急三番街にありました。
大混雑の大阪駅周辺。ちゃんと関西の土地勘も残っていて店はすぐに見つかり、生ビールと一緒に一皿オーダー。
アツアツの明石焼き、久しぶりの味に悶絶。

満足したところで、JR大阪駅を目指して歩き出します。
新大阪から新幹線に乗って帰るつもりでいたのです。
しかし、何故かクルリとＵターン。
気が付くと、阪急電車のホームを目指していました。
大阪をウロウロしていたら、大阪の空気がカラダに充満したのか、無性に神戸に行きたくなったのです。

阪急梅田駅の改札を抜けると、ピカピカの茶色い電車がホームに並んでいて、その光景は昔の東急渋谷駅を思い出させます。
十三を過ぎて夙川、芦屋、岡本と、見覚えのある景色を眺めながら西へ向かうと、確かになんだか落ち着きます。そして、常に六甲山が見えているこの感じ、イイね。

そしてふと辺りを見まわすと、電車の中で携帯やスマホをいじっている人がほとんどいません。
誰もが隣の人と喋ったり、本を読んだり、ぼんやりしたり、楽しそうにしています。

三ノ宮から元町まで高架下をフラフラ歩いて、アーケード街でみつけたたこ焼きやにふらりと入って、再び明石焼きを注文。さっきのも美味しかったけれど、こっちもまた美味しい。

散歩がてらに三ノ宮まで歩いて戻って、地下鉄に乗って新神戸。
九州新幹線「さくら」に乗ってみたかったけど直近の便は満席だったので、次便の「のぞみ」に乗車。
周りに誰もいない快適シートで寝ないでぼんやりと外を眺めて過ごす。
街を抜けると走ったことのある道が見えて、いつかの記憶がよみがえる。
秋の気配のする日差しの中を、一人妄想ツーリング。

***

名古屋～大阪～神戸、弾丸食い倒れツアー。ひっそりと無事に終了。
今回はあまり時間がなかったのでシンネコで行きましたが、また改めて行きます。
チューブ・関西・神戸会の皆様、その際はどうぞ宜しくお願いします。

ここまで読んでいただけましたら、最後にポチっと評価をお願いします。
（評価: 5.00 - 2票）

読み込み中...