ついに夏休みがやってきました! ここ数年、マグロを追いかけていたり、沖縄へ行ったりしていて、真夏に走っていませんでしたが、今年はバイクに乗ることにしました。久しぶりの一人旅です。
実は九州に引っ越してきてから、まともに九州を走っていません。宮崎に行ったのも、鹿児島へ行ったのも、まだ神戸に住んでいた頃の話です。そんなわけで今回は、九州を南下してみることにしました。
しかしここしばらくはとにかく暑いので、まずは標高の高い場所を目指します。すぐに思いつくのは阿蘇。ということで、テントを積んで阿蘇向かいます。
余談ですが出発前夜、遠征前にロードキングを軽く洗ってあげようと思い立ってガレージに行きました。久しぶりにシャッターを開けるとセキュリティを解除。しかし、ロードキングは沈黙したままです。あれ?っと思ってイグニッションをオンにしてみるも、やはり無反応。新しいガレージはコンセント付き。充電器が繋ぎっぱなしになっているのでバッテリー上がりはあり得ません。が、よく見ると充電器のランプが消えています。更によく見ると充電器のコンセントが抜けていました…。
コンセントを繋ぎ直すと充電器のランプが点灯して無事に充電が開始されました。なんとか翌朝には満充電になったので事なきを得ましたが、前日にガレージに行っていなければ、出発できない所でした。
灼熱の午前 10時に、リアキャリアにキャンプ道具一式を積み込むと、そのまま都市高速に乗って市街地を抜け出します。高速道路はお盆休み初日に相応しい感じの渋滞。スルスルと合間を縫って南を目指し、久留米の先で一般道へ降りました。
信号で止まると汗が一気に噴き出してきますが、走っていれば大丈夫。山の中に入ってしまえば信号なんてありません。広川という町から西に向かうと、八女山中を抜けて山鹿、菊池と快適ロードを進みます。
このエリアはとにかく気持ちの良い道のオンパレード。しかも日帰り圏内なので足繫く通っています。まあこの辺りで満足できてしまうというのが、阿蘇まで足を伸ばすことが無かった理由でもあります。
今日はそのまま突き進み、一路阿蘇を目指します。道が良く分からなかったので、菊池スカイラインという普通の道を走ります。すると途端に追い抜き出来ないクルマが続々と現れて、景色を眺めながら走るだけになってしまいます。その後も阿蘇に到着するまでずっとそんな感じで緩々と走ります。
阿蘇に近づくと標高が一気に上がり、体感気温が下がります。陽射しは強いけれども暑くない。関東で云うところの軽井沢、いやこれはビーナスラインかな。そんな感じでとにかく涼しくて快適です。クルマやバイクは多いけれども、これはこれでアリです。秋になったらきっと寒いと思うので、自分的にはこの辺りの道を走るのは夏限定になる気がします。
単調な景色にも飽きてくると阿蘇の町の方へ向かいます。広い田畑の中を少し走ると電柱のない真っすぐな道を発見したので、ドローンを飛ばしてみます。ドローンを使うようになってから、「こんな景色の中を走っています」というのを映像で伝えられるようになったのはやはり収穫です。やはりその土地を走らせて貰うからには、その土地の良さを広めていきたいものです。
夕方になってくると生ビールが飲みたくなってきました。キャンプをするつもりでいたのですが、魔が差してスマホで宿検索をしてみると、すぐ近くに空き宿発見。しかも温泉付き。誘惑に負けて予約を入れると、ホテル泊が決定しました。
予約が取れたのは「かんぽの宿」。巨大なホテルの割りには駐車場はガラガラで、稼働率はあまり高くないのでしょうか。温泉も快適で、部屋も綺麗で、普通に良い宿でした。
念願の生ビールにありつくと、満足して本日終了と相成りました。
2DAY へ続く
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