テント炎上、出火元のスベアです。
少し落ち着いてきたので、検証してみることにしました。
写真をクリックすると、コメントと拡大写真を見ることができます。
テントの中でホワイトガソリンの火器なんて、もう到底使う気にはなりませんし、惨事になった原因はこれをテント内で使った自分が悪いということは重々承知しておりますが、突然 火柱が上がった原因については究明しておく必要があると思っています。
このスベアを入れて計10台以上のガソリンストーブを持っていますから、プレヒート中に炎上なんていうことは良くあることでも、安定した状態から突然火柱が上がるなんていうことは無かったからです。
この SVEA123R という機種は、ガソリンストーブですがポンピング機能がありません。
使用開始時はストーブ自体を火だるまにしてプレヒート、着火後は自身の熱でタンク内圧が高まるというタイプです。
火力の安定した状態で30分以上が経過してから炎上した理由は以下の3パターンのどれかだと、病院のベッドの上で考えました。
1. ヒーターからの反射熱でストーブが熱くなりすぎて、暴発。
パッキン、接合部、バルブなどから燃料漏れが生じたのではないか?
2. 火力が弱すぎてタンクが冷え、内圧が低くなって、炎上。
弱火にしすぎて、いつのまにかロウソク状態の炎になっていたのかも。
3. ガス欠になったため火力が不安定になり、炎上。
不完全燃焼などが起きてしまったのではないか?
これらの検証は近いうちにやってみることにします。
もしかすると消防署で実施することになるかもしれません。
バルブ(安全弁?)は壊れてないんでしょうか?
安全弁が作動しちゃうと交換しなきゃ使えない。って聞いたことありますが。
ヒーターの熱で内圧上がり過ぎってのも十分ありですよね。
煤けた感じが生ガス噴出っぽいなぁ。
はじめまして、”SVEA123R”でこちらにたどり着きました。
大怪我をなされた様で、お見舞い申し上げます。
さて今回の事故ですが、ヒーター搭載の連続使用が原因で、安全弁が作動したのではないでしょうか?
弱火とはいえ、ヒーターを載せて連続使用すると輻射熱にタンクは晒されます。
熱を帯びればタンク内圧は上昇し、火力が上がります。
その火力でさらにタンク内圧が上昇するという熱暴走のスパイラルを起こし、最終的に安全弁が作動し、安全弁から噴き出す燃料に引火します。
この現象が今回の事故の原因かは断言できませんが、再現される時は、最悪の事態を想定してテストしてください。
日本人は「ストーブ」を石油暖房器具の呼び名でよく使いますよね。本当は調理器具なんですけどね。
SVEA 安全弁 で検索したらこんな記載を見つけました。
>私の場合はコールマンのヒーターアタッチメントを強引に使ってみたら給油>口からローソクの様に炎が上がりましたw
>内圧が高いために安全弁が開いたんですかね?
>燃料を入れ過ぎたとかですかねぇ。
http://ridesbike.blog97.fc2.com/blog-entry-162.html
やはり安全弁が作動した、ということだったのかもしれません。
(直リンク具合悪ければ削除してください)
だんだん実験熱も冷めてきてしまったのですが、疑われるのはやはり安全弁という事ですね。
蓋の裏側にパッキンが付いているのは分かっていましたが、安全弁の役割をしているという事は知りませんでした…。
SVEA123Rにヒーターを載せてはならなかったのですね。
この件は大変勉強になりました。ありがとうございました。
ご無沙汰です!
わぁ~?暫くお会いしていない中、相変わらず元気でやっているかな?って思っていたら何と!とんでもない災難だったんですねぇ~!?
大丈夫ですかぁ?1人じゃないし、もう年なんだからあまり無理しないで下さいね! また、近々お会いしましょう!
akiさん、ありがとうございます。
もう年なんですね。あまり自覚がありませんでしたw
また近々に宜しくお願いします。
SVEA123R 復活
テント生地がこびりついた SVEA123R。 ゴミ箱に投げ捨てたい衝動に何度も駆られました。 あやの付いたモノは手放すことが多いのですが、このストーブは自分を戒めるために手元に置いておくことにしました。 きっとプレヒートの度に、あの恐怖を思い出すことでしょう。 あの事故の恐怖は忘れようとするのではなく、時々思い出して気を引き締めるために使います。 パッキン交換で済まそうと思いましたが、念のためにバルブは新品を発注しました。 でも、もう実践投入することは無いかもしれません。…