エンジンマウントを交換して、いざ走り出そうとしたら切れなくなっていたクラッチ。
クラッチケーブルの調整とかするべきか悩んだけれど、先々週まで普通に走っていたのに、そう簡単におかしくなるわけはないと踏んで一晩放置。アタマを少し冷やして原因を考えることにした。
風呂に入りながら、脳内でレバーからリアタイヤまでの駆動の流れを考える。
レバーを引いた感じはまったく違和感ないし、VPクラッチが動くところも目視確認できている。
トイレに入って、何が原因か考える。オカシイところは何処にもない。
部屋に戻って、「クラッチ 切れない」 と、検索すると、「クラッチ 張り付き」 という症状がヒット。
乾式クラッチなら考えられるけれど、ハーレーは湿式だぜ?
でも、出ている症状は、クラッチの張り付きとまったく同じ。
もしかしてクラッチが張り付いているのなら、プライマリオイルを温めて暫く置けば治るかも。
若しくはちょっと蹴とばしてみるとか。
そんな根拠のない期待を胸に、翌日。
ガレージに行ってエンジンを掛けて数分待って、クラッチを握ってみる。
うーん、昨日と変わらない。というか、ギアを入れてみなければ分からない。
ガレージからバイクを引っ張り出して、シートに跨って、クラッチを握って、ギアを一速へ。
ズ・ド・ド・ド・ド。
あれ?普通にアイドリングしてるじゃないですか。
昨日はギアを入れた瞬間にエンストしましたからね。
恐る恐るクラッチレバーを緩めると、普通に動き出します。
あれ?もしかして直った?
ヘルメットを被ってその辺をグルリと一回り。
普通に走りますねぇ。
昨日のあれは何だったんでしょう?やっぱりクラッチの張り付きでしょうか。
機会を見て、クラッチ回りのオーバーホールをすることにします。
続く。
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