6月と 7月の七里が曽根はマグロ禁漁。
5月最終週の今日が、実質的に梅雨マグロを狙える最後の日。
とはいえ、去年の場合は8月にマグロが爆発したので、今年も夏は期待大なのだけれど。
前日の情報では「20キロクラスが跳ねている」ということだったので、いつもの 8号、10号タックルに、6号も加えて出陣。
七里に着いても鳥の気配はなく、とりあえずタイラバ。
今日はジギングタックル持ってきていないので、タイラバの日。
お手頃サイズのマダイと、イイ感じのアコウが釣れました。
朝から天気も良く、クルージング日和。
午後になってから少しナブラが沸いたので近づいてみるが、跳ねているサイズは小さい。
小さいの獲っても仕方ないので、ロッドを置いてドローンを飛ばしてみた。
船上で見るモニターは、直射日光のせいもあって良く見えない。
そもそもタブレットのモニターサイズでは、ナブラなんて見えそうにない。
家に戻って大画面モニターでチェックしたら、小さなナブラが映っていました。
そんなわけで動画をどうぞ。
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さてこの日の七里は、マグロ狙いの漁師だらけで遊漁船が立ち入る隙も無い。
来週からマグロ禁漁になるので、最後に獲れるだけ取っておけという魂胆なのだろう。呆れてものが言えない。
そもそもこのくだらない禁漁は、マグロが獲れなくて生計が立たなくなった壱岐の漁師たちが言い出したこと。
その当の本人たちがこんなことをしていては、マグロなんて増えるわけない。
たしか去年は30キロ以下は規制対象外とかアホなこと言ってた気がするし、そもそも産卵期だけ禁漁したって別の時期に獲ってたら意味がない。
本気で資源回復を狙うなら、「通年40キロ未満のマグロは捕獲禁止」にすればいい。
そうすれば遊漁船だって成り立つし、マグロの数は確実に増えるだろう。
でも「それじゃあ俺たち食っていけない」だそうだ。なんだ結局未成魚獲ってるのお前らじゃないか。
あ、でもこの禁漁って、まき網に抗議するためのポーズなんだっけ?
漁師も釣り師も、日本の政治の仕組みを理解していないから、効果的な対策を打てずにくだらないことばかりやっている。
そもそも組織というものは、末端の人たちに意見に耳を傾けている「振り」をしながら、上層部が勝手に決めて動かすものなのだ。企業でも国家でもこれは同じ。上に行ったことのない人が、上がどうゆう仕組みで動いているかも知らずに、下の方で無駄に騒いだところで何も変わらない。
本気でどうにかしたいなら、もっとちゃんとしたブレインを雇って行動すればいい。
しかしここは、あれだけ世論が動いても原発の止まらない国。
100人やそこらで、旗持って歩いたって仕方ない。
利権や癒着というは、この国の古くからの伝統なのだから。
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