動画編集用のPCを購入した際に、4Kモニターが必要になったのだけれど、そのときはデスクトップに巨大なモニターを置くことに抵抗が有ったので、リビングに4Kテレビを購入してそれをモニターとして使う方法を選んだ。リビングのテレビが大型で高精細で高性能になったことは、我が家にとって非常に有意義なことだった。新しいテレビは動画編集用のモニターとしても十二分にその威力を発揮してくれた。
暫くは、仕事用のPCよりも高スペックのPCがリビングに置いてあって、動画編集にしか使わないという贅沢な状態が続いていたわけであるが、少しづつ不満も募りつつあった。それはリビングの「ローテーブル」に由来する。要するに、リビングで作業をするときには、いわゆる食卓での作業を強いられるのだが、この卓の高さがPC操作をするにはちょっと低いのだ。
試しに仕事用のPCでプレミアの画面を開いてみたら、これがとてもイイ感じだった。というか「これだよ!」という感じだった。リビングで作業をするときには55インチのテレビが相手なので、モニターから少し離れて座ることになるのだが、机の上に置いてあるモニターで作業をするときは数十センチの距離まで近づくので、当然だが画面も良く見える。そして「デスクトップに4Kモニターを置くのもアリだな」という結論に達したのだった。
最初は28インチくらいのモニターを物色していた。何故ならその辺のレンジが一番種類が豊富で売れ筋だったから。いままで使っていたモニターが21インチだったので、スペックアップでもある。だが 3840×2160 の画面が28インチに収まったところを想像してみると、それは「きっと使いづらいだろう」という結論に達した。リビングで使っている55インチのモニターでさえ「4Kモニターはこのくらいのサイズでちょうどいい」という感じなのに、それが半分強のサイズに縮小されたらどれほど小さいだろう(ちなみに表示スケールは100%でしか使うつもりはない)。
というわけで、メジャー片手に「何インチのモニターまでなら机の上に乗るだろう」と云う検討を始めた私は、結局 43インチのモニターを購入することにした。
西日本豪雨の影響で、一週間遅れの到着になってしまったが、早速 開梱して机の上に置いてみた。
電話機やキーボードとの比較でそのサイズ感が分かるだろうか。お約束の Google Map を全画面で開いてみたが、一目で九州全土を見渡せる爽快感はいつもながら凄い。
そして、このページを編集中の、いま現在のモニターの様子を撮ってみたのがこちらの写真。
通常のモニターを4枚開いたのと同程度の画面サイズ感である。最初はその大きさに戸惑うことになるが、「目の前の一部部分だけを使えば、いままでのモニターと作業環境は同じ。残りはオマケ」と考えると随分楽になる。が、しばらく経つと「これが当たり前」になってくるから慣れとは恐ろしい。いままでは作業内容が変わるたびに開く画面を切り替えていたけれど、これだけモニターが広いと、全部開きっぱなしのまま作業が出来るのでとても楽になった。
結論
43インチのモニターはデスクトップに十分に置ける。大きすぎると思うのは、単なる思い込みに過ぎない。試してみなければ分からない。試してみたらすぐに慣れる。慣れてしまうと 28インチなんかには戻れない。そして値段も大して変わらない。4Kモニターのサイズは、オーバー40インチ一択である。
これからはこんな感じのデスクトップから、BLOGHARLEY と動画をお届けいたしますのでお楽しみに。
購入したのは、LGエレクトロニクス 43UD79-B (足の形で決めました)でした。
コメントを書く