知念岬辺りまで行ってきた

泡盛で酒盛りをした翌朝。目覚めると11時を超えていた。窓の外は青い。
明日から天気が崩れる様なので、二日酔いのカラダに鞭打って起き、今日はニュースで名前を良く聞く｢辺野古」へ行ってみようと家を出る。
が、しかし。自分を基点に北側に黒い雲。南には青空が広がる。
空を見上げながら考えること数十秒。クルッと回って南へ進路を変更した。

地図もナビもないので、標識と勘を頼りに走る。
迷ったところで小さな島なのでどうにでもなるし、宛てもなくフラフラするのは好きだからまあいい。
走りながら「あ！」と、思ってもハーレーではそのまま行ってしまうことが多いが、カブなら「あ！」と思った瞬間にクルッと向きを変えられる。実際、この数日で何度Uターンをしたことか。
そんなわけで今日は沖縄っぽい感じの鬱蒼とした巨木の茂る公園へ辿りついた。そしてまた鳥居だ。


その後は小さなフェリー港へ寄ったりビーチへ寄ったり岬へ寄ったりしながら海沿いを流す。
最南端の岬まで行こうと思っていたら、陽が翳り始めてきたのであっさり引き返す。
狭い島なので、一度に全部回ってしまってはもったいない。

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