ドローン

早速、ホバーカメラを飛ばしてみた。

2017年3月25日

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本当は広いリビングで飛ばしたかったのですが、「ウルサイ！」と一蹴されて釣具部屋に閉じ込められましたので、仕方なく狭い所でやっています。

さらに本当は外で飛ばしてみたいのですが、我が家は DID 地区に該当するので、たとえ自宅の庭であっても勝手に飛ばせば違反になってしまいます。機体重量が 200g 未満であれば何処でも飛ばせますが、ホバーカメラは機体重量が 242g なので、無人航空機に分類されて航空法の適用を受けるのです。
この週末はちょっと出かけられないので、野外での撮影は来週やってみます。

動画は前半飛行姿勢、0:48 から実際の撮影動画、後半ランディングまで、となっています。

購入前に検索をしまくったのですが、ホバーカメラが撮影した動画は数えるほどしか出てきませんでした。「実際にどんな動画が撮れるのか」に興味があったのに、「飛んでる姿」ばかりが出てきたのです。

まあ確かに室内なのにこれだけ安定して飛ぶ姿はちょっと感動します。狭い部屋なのに何処にもぶつかる事はありません。GPS は付いていませんが、真下にセンサーとカメラが付いているので、自身の位置を把握しながら飛んでいるのでしょう。

操作アプリに「離陸」のコマンドはありません。「電源ボタンを押して手を離す」が、正式な離陸方法です。着陸ボタンは付いていますが、ある程度下がったところでパタとプロペラが止まるので、軽い墜落みたいになります。手で捕まえて電源ボタンを押すか、羽を畳んで大人しくさせるかが、マニュアルに記載されたランディング方法です。

動画の中盤には実際に撮影した動画が無編集で映っています。手振れ補正も明るさ補正も何もなし。実際にどんな画が撮れるのかを知りたい人が多いでしょうから、そのまんまの映像にしてあります。
途中からクルクルと回り始めますが、これは「360度スピン」という、勝手に回る機能を試しています。スピードが遅くなった後に早くなったりするのがかわいいです。
随分と近くを撮影しているせいもありますが、事前の情報通り手振れは酷いです。このままでは使い物にならないかもしれません。じゃあ、ホバーカメラはダメなのか？というとそんなことはありません。安全に安定して室内でも使えるカメラという意味では十分なアドバンテージを持っています。足りない分は補ってあげれば良いのです。ではどうすれば良いのか？手振れ補正をしてあげれば良いのです。
優秀な手振れ補正ソフトはちょっと高いので（ホバーカメラの実力を見定めてから購入しようと思っていたので）私はまだ購入していませんが、補正すればある程度使えるレベルになると思います。
試しに今回の動画に、YouTube の手振れ補正を掛けてみました。これだけでも随分と良くなると思いませんか？　-> 手振れ補正版

ちなみにこのホバーカメラ。動画は 4K で撮れますが、アプリで再生したりアップロードしようとすると HD 画質にしかなりません。これは、Wi-Fi で本体からアプリ側にデータを飛ばすと転送に時間が掛かるからのようです。4K で撮影した動画データは、USB3.0 ケーブルを繋いで直接本体から取り込むしかありません。
このことはマニュアルにもチラリとしか記載されていないので、巷に出回っているランニングとかしているホバーカメラの動画の大半は、アプリからアップロードされた HD 画質のものと考えて良いようです。屋外で撮影した 4K 動画がどの程度のクオリティになるかは、続報をお待ちください。

最後に、無造作に撮った静止画も載せておきます。
どの程度の静止画が撮れるかも購入前に調べたのですが、メーカーサイトが提供する綺麗な写真以外に実際に撮られた写真はほとんど見つけられませんでした。
なんの小細工もせずに、ローライト下で実際に撮ってみた写真です。左が iPhone SE、右が HOVER CAMERA です。もう少し明るい所で撮ればマシになるかもしれませんね。