九州と言えば阿蘇。誰もが口をそろえて言う台詞だ。
BH九州オフで一度走ったことがあるので、メインルートの雰囲気は覚えている。
ただ、その時はあまり天気が良くなかったから、次に走るなら快晴の時にと決めていた。
先月、8月も来ることはできたのだが、山の上には雲の傘。
まるでおまえは海沿いを走れといわんばかりに、沿岸部は晴れていた。
そうゆう示唆には素直に従うことにしているので前回はあっさりスルー。
ところが今回は山沿いは晴れ、平野部は曇りの予報。
これは阿蘇攻略せよとの指令に違いない!
せっかく来たからには全部走らなくてはならない。
そうそう来れる所でもないのだから、地図を見てどうすれば全部走れるかを考える。
地図を見ているとうまく思い描けるルートが、実際に走るとすぐに何処にいるのか分からなくなる。
どこも景色が同じだからだ(笑
それでもグルグルと周りながらじわじわ攻めて、イヤな予感を感じつつやまなみハイウェイに入るとやっぱりクルマが多い。
観光ルートでは車列に身を任せて、景色を眺めて観光するしかない。
そのまま進むとクルマの流れはどんどん遅くなり、挙句の果てに渋滞ときた。
ピタッと止まった道はスリ抜けもできない路肩の狭いハミ禁の片側1車線道路。
まともに並んだら3時間コースだろうか、バイクもみんなこの渋滞にハマッている。
仕方ないので反対車線をバイクを押しながら時速60キロで全力疾走で脱出!
美味い飯屋もきっと並んでいるに違いないので、食事は適当に済まし、なるべく観光ルートを避けながら、午後の部出発。
そうは言ってもはやりメインルートのルートは外せないから阿蘇山をぐるっと回り始める。
わかっちゃいるけどやめられない、と、ここでまたも渋滞。
でも、あまのじゃくに反対周りで助かった。
反対車線はこの山道の中、ピタッと止まった車列が延々と続く。
こりゃ半日コースだね、ご愁傷様。
これが原因で家庭不和になった家族がないことを祈るばかりだ。
貪るように阿蘇の道を堪能して、夕方に熊本到着。
初めての路面電車乗車に乗って夜の街へ。
馬刺し、馬塩焼、芋焼酎。
ああ楽しかった。
さて、どうやって帰ったんだっけ?
ツーリング
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